少しづつ経済活動が動き始め、5月よりも人で出が増えていることが伝えられるようになりましたが、京都の仕入れ先は出張を控えていて、水面下での経済活動が止まったままでいることに寂しさを覚えています。
そして明日から7月。
京都の仕入れ先では足並みをそろえて来年の干支商品が発表になるもので、気持ちを新たにして京都へ向かいたいと考えていますが、どれだけの人が京都に入って来ているのかもこの目で確かめることができればと思っています。
ある意味で私たちの業界の経済活動が始まる感じがします。
全国のきもの専門店さんの動きが長期間閉ざされていただけに、同業者の動きも集めることができればと思っていて、刺激をもらって、これからの店作りに活かせたらと考えているところです。

店の情報紙「あ・うん」7月号
この6月は考える時間が十分にあり、迎える7月をスムーズにロケットスタートができればと、7月号の情報紙を本日仕上げることができました。
いつもながらネタを集めることに苦労しましたが、この紙面には7月の店作り情報も組み込まれていて、数か月のコロナ騒動に巻き込まれたこともあり、「勝負の月」にしたいと考えています。
そんな危機感を持って7月と向き合って行く覚悟でいるところです。

妻の月命日
そして今日は妻の月命日でした。
梅雨空の天気で雨が心配されましたが、妻もコロナで世界が緊急事態になっていることを承知しているのか、何も変わらない姿で迎えてくれて心が落ち着きます。
そして時々思うことがあります。
今も妻が元気でいたなら、我が家は、この店はどんな物語を作っていたのかと・・・
間違いなく言えることは孫を迎え入れてご馳走を振舞うことが多くあって、洋服も買い与えていたりして孫との関係を深めていたのではないかな~
そんな光景が目に浮かんでまいります。
そんなことを思うと男って駄目ですようね~
子供や孫の何もしてやることができなくて、お母さんがいたならと、つい、思ってしまいます。
どれだけ時間が過ぎようとも、私の心の中に妻が生きていて、笑った時の顔や腹を立てた時の顔が思い出されます。
そして幸せを与えてくれたことに感謝しています。
コロナでこの世は騒がしくなっていますが、今年はお母さんの十三回忌。
子供と昔を懐かしむ時間にしたいと思っています。
いろんなことが待ち構えていますが、何事にも負けない逞しい心を持って未来を想像してみたいです。
どうか力を貸してください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







