毎日同じことを言っているようだが、雨ばかり降り続いていまして、テレビのニュースは新型コロナが広がっているとのニュース。
数日たったら豪雨も収まるであろうことが予測できても、コロナは無防備でいると感染が広がることが理解できていても、いつになったら安心できる生活が取り戻せるのかが分からないだけに、新しい経営戦略を打ち出すことが難しくなっています。
今日も京都の仕入れ先から電話が入ってまいりましたが、祇園祭も無くなってしまって心が晴れない中で出口を探してもがき苦しんでいる様子が伝わってまいります。
太陽が顔を出したら一気に気温も上がるのでしょうが、眩しい太陽が恋しいです。
この湿った心もかわくことでしょう。
店は23日からの涙市を前にして、店内の着物や帯を涙市価格にするための値付けが始めっていまして、独り言のように、今年の新作として仕入れた品を誰にも紹介できないままに割引価格をつけるなんて辛すぎる。」
ブツブツ呟くながら値段を決めていましたが、頭の中が割引モードになっていると勢いで想像を超える割引価格を付けてしまうことがあり、その商品とお値段を見たお客様の驚きの声に、やり過ぎてしまったと反省。
自分で言うのも変ですが、儲けるという言葉を知らない経営者です。
そんな私からお伝えする情報は、夏帯でとってもおしゃれが麻帯が協賛品として届いたので、その品を紹介させていただきましょう。
ディスプレーされたこちらの名古屋帯ですが、京紅型染でとても有名な栗山吉三郎さんの栗山公房で染められた麻の染帯なんですよ。
竺仙さんから用意した濃紺の絹紅梅小紋の着物に同系色でこのトンボ柄が入った帯を合わせたものですが、全通柄でとっても素的だと思いませんか?
年齢層が少し高くなるのかもしれませんが、着物を知り尽くした大人の着こなしと言えるかもしれませんね。
画像は帯幅が広くなって見えますが、帯芯を入れて仕立てる夏帯になります。
絹紅梅にも麻の染帯にも涙市価格が付けられましたが、藍色だけの単色を着こなすって上級者っぽくて心惹かれますよね~
とっても涼しげでいい感じです。
今回の涙市は残り物の品に割引価格が付けられているのではなくて、新しい商品や旬の季節商品にも割引価格が付けられているので、着物が好きな方のは「目から鱗」の6日間と言えるでしょう。
どうかこのタイミングを見逃さないようにしてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。