今日は太陽がサンサンと降り注ぐ気持ちのいい日でした。
店はこの陽気に誘われたか、着こなしに足りない品を選びにお客様が続き忙しくしていました。
何組かのお客様がお越しになられていましたが、その中に19歳になる孫に普段着の着物を作ってやりたいと、おばあちゃんとお孫さんとでお越しになられたお客様がいましてね~
家内が元気だった時からお取引をさせていただいているお客様で、お客様のお子さんは男の子ばかりで、娘がいたら一緒に娘の着物を見立てることに憧れがあったそうです。
今回は娘さんでなくてお孫さんでしたが、私の想いが叶ったと、着物一つ一つにおばあちゃんの解説が入って、これがとても微笑ましくてね~
数日前にも違うお客様で、おばあちゃんとお孫さんの二人でお越しになられて、振袖に合わせるショールや肌着などの和装小物を選びにお越しになられた方がいましたが、こちら様もお孫さんに向ける優しい言葉に素敵な関係性を感じた次第です。
どちら様も孫を思う気持ちに溢れていて、その中に私が入れたことはとても光栄なことかと思っています。
私にも孫がいますが、孫のために何かしてやれるかと言えば、おそらく事務的に終わってしまうんじゃないかな~
コロナ禍でストレスを溜めまくっていて、こうして微笑ましいシーンを目にすると、こうありたいと思うところがありました。
他にも今日はご夫婦でのご来店をいただいた先が二組もありまして、忘れていた日本の家族を見たような気がして、心を潤した一日だったように思います。
今日のような日は心が跳ねていて、明るい着物コーディネートを求めたがります。

気持ちが明るくなる着物コーディネート
そこで、黄緑色の小紋を紫地のしゃれ袋帯でコーディネートしたものをここにアップしてみました。
何か特別な商品で組み合わせた訳でもなく、平凡で堅苦しさがなくて綺麗でしょう・・・
おしゃれなポイントを挙げるとしたら、黄緑と紫の色の相性かと思っています。
ちょっとそこまでお出かけという軽いコーディネート感があって私は好きですね~
好みの問題ですが、出来るだけ明るい着物を着て沈んだ空気を吹き飛ばせたら、周りにいる人達をハッピーすることができるのではないかな~
今日もまとまらない記事になってしまいましたが、これで記事を終えることとします。
ではこれにて・・・
おやすみなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







