長い時間を掛けてきた牛首紬展が今日からはじまりました。
初日は開店と同時にお客様の来店が続き、まずまずの来店数ではなかったかと思います。
石川県の着物のブランドともいえる牛首紬を目にしてみたいと思われる方が多いことを感じさせられました。
しかしお買い物となると話は別で、主催者側としては絵に描いたように事が運ばないことを感じている次第です。
お客様が切れる時間帯もありましたが、午後7時に店内の照明を落とすと奥のバックヤードで放心状態。
静かになった店内で初日を振り返る私でした。
ここからギアを切り替えてブログ投稿となる訳ですが、県外のお客様からお電話でご相談を受けていた商品が届いたこともあり、今日はそのご相談にお答えさせていただきたいと思います。
その相談というのは、5年近く前のブログ記事を目にされた関西方面の方から、黒地に薔薇の刺繍鼻緒と真綿草履の組み合わせがとても気に入ってくださって、同じ品があったら分けて欲しいとの電話が入りましてね~
その相談をいただいたのは一月前のことです。
その相談を受けて仕入先に在庫状況を問い合わてみると、薔薇の鼻緒はすでに完売となっていましてね~
そこで改めて作っていただくことはできないかとお願いしてみると、時間をいただけるのであれば作れるとの返事をいただくことができたのです。
そしてお客様に現状をお話しさせていただいて、3週間ほどお時間をいただけたら同じ鼻緒が作れることをお伝えすると、是非とも作って欲しいとのことで仕事をお受けたのですが、3週間が過ぎても仕入先から連絡が入らずヤキモキしていました。
何度か最速の電話を入れていたのですが、昨日注文の鼻緒を送ったとの連絡が入ったきましてね~
お客様との約束の日が過ぎていたこともあって、届いた鼻緒を確認した私はメールで草履台との組み合わせの情報を送ろうかと思ったら、電話での注文だったことに気づきブログ記事にさせていただいた次第です。
相談をいただいたお客様とは、薔薇の鼻緒が届きしだい草履台の提案をすることを伝えていたこともあり、ここに画像をアップさせていただくことにしました。
改めて作らせていただいた鼻緒は画像にある鼻緒になります。
提案させていただく草履台は3種類M寸の牛革草履台。
左から小判型、真綿入り、エナメルの舟形の中に並んでおります。
最もオーソドックス形の草履台でかがとの高さは4㎝、色は白に近いシルバー
お値段は税込み価格¥28,600
こちらは先の小判型と同じ形の品で、草履台となるコルクの天に真綿が10㎝近く入っていまして、それを圧縮して作られた真綿草履になります。
なので草履台の天に膨らみが有り、クッションの役割を果たす草履となっております。
履いていて疲れが極めて少ない草履台と言われている高級品です。
かかとの高さは4㎝で牛革の色は白パール。
お値段は税込み価格¥50,600となります。
こちらはスッキリした舟形になっていまして、横巻きに銀のラインを入れた草履台になります。
エナメルになっていました色はシルバー。
かかとの高さは6㎝で価格は税込み¥33,000
普段に履かれるとのことでしたので、かかとが4㎝の高さの小判型か真綿入り草履台をお勧めさせていただきたいと思います。
また小判型も品でしたら、中央の真綿入り白パールの色で小判型草履をお作りすることもできます。
お値段は最初に紹介させていただいたお値段と同じです。
薔薇の鼻緒と組み合わせた感じをご覧ください。
お客様には明日お電話を入れたいと思って降ります。
さて、世の中がコロナで騒がしくなっているみたいですが、私は仕事に夢中で詳しいことは何も知りません。
自宅に戻ってからニュースを見たいと思っていますが、店で一日を過ごしているとふくしまワールド一色に染まっていて、まるで浦島太郎って感じかな~
幸せな人間と言えるのかもしれませんね。
ではこれにて・・・
お休みなさい。