展示会を終えて張り詰めた緊張から解き放されましたが、会の後始末が残っています。
陳列されていた商品を下ろし、着物売場を拡張するために敷いた畳を上げて元の売場に戻さなくてはなりません。
今日はその後始末にかかりっきりで、夕方近くになるとスタミナ切れ。
脱力感を感じていま。
とはいえ今月も残すところ数日で幕を閉じようとしていて、翌月に向けての店作りをしなくてはなりません。
まず先に準備したのはこの看板。

店頭の看板
それは浴衣商戦へと向かう意思表示を示す、「2021浴衣登場」の看板です。
この世がコロナでこんなにも騒がしくなるとは想像していなくて、浴衣商戦に向けて新しい商品を買い付けしていますし踏み出さなくてはなりません。
なによりも昨年がコロナ禍で大不振であったこともあり、コロナに負けない戦略を組むことが必要とされます。
それは現実を知った上での戦略と、明るい夏の生活が広がる社会を想像しての戦略の、二つの道筋を用意しておくことが求められるのでしょう。
コロナ禍で経済活動が思い通りにならないことは経営者として切実な問題となっていますが、楽しく社会生活ができることを念頭に置いて、この店でできることを考えてみたいと思っています。
これまでと変わらない店作りが軸になりますが,浴衣コーディネートのこだわりとお客様の体型に合ったオーダーメイド仕立てを基本に、叶うならこれまで続けてきた浴衣で集う会を設けることができればと考えています。
そしてネットからの浴衣販売にも目を向けて、具体的なアクションを起こすことを目標としたいです。
浴衣とはいえネット販売となれば今の私の能力となるとハードルが高くなりますが、現代社会が求めている買い物の在り方かと思っていて、この先の店作りを考えると避けてと通ることが出来ない販売方法なのでしょう。
浴衣とはいえ品揃えができてもその先の販売方法を考えなくてはならずここが正念場。何をどうしたいのか物事を整理して駒を進めるつもりです。
取りあえず浴衣が店頭に並んだことをお知らせができる最初の一歩を看板で踏み出すことができましたが、全てはこれかといえるでしょう。
コロナに負けない店をどうやって作っていったらいいのか、小さな船に大きな荷物を乗せて航海に出ようとしています。
冷たい風が吹くことを覚悟して大き志の帆を上げの旅立ちです。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







