静かな日曜日になりましたが、ネットで紹介させていただいた商品が翌日お嫁入りが決ることが増えていまして嬉しく思っている次第です。
昨日ブログで紹介した小千谷ちぢみが本日売約となり、ゴールデンウィーク前に紹介させていただいたエメラルドグリーンの小千谷ちぢみも翌日横浜のお客様から注文が入ったりして、コロナ禍というのに調子がいいんですね~
それは他の商品でも似た現象が現われていまして、クオリティーの高い商品が人の心を動かしていることを肌で感じています。
一寸先は闇ということわざはあって、コロナ禍で先のことはまったく読めませんが、今は仕事を楽しくやらせていただいてます。
今日もおしゃれな着物コーディネートを紹介したいと思っていて、私が着物を着た感覚で記事を書くことが出来ればと思っております。
アップしたのは竺仙さんから出されている絹紅梅小紋の夏きものを珍しいヨット柄でコーディネートしてみました。
おそら皆さんの第一印象は、「こんな帯の柄があるんだ~」
そんな思い出ご覧になられたことでしょう。
濃紺の絹紅梅の柄は、江戸小紋の代表的な柄でもある「あられ小紋」とも言えますが、今風に言えばドット柄とも言えるのかもしれません。
このコーディネートからすれば波しぶきの柄になるのかな~
深海の海の色とも言える海原をヨットできもの旅をしている感じが涼しげでもあり、面白さが半場無くあると思いませんか?
このヨットは何処に向かうのだろう・・・
そのようなことも頭を過ぎるコーディネートかと思っています。
着物は絹素材を使ったものなので、とっても軽くて通気性のある着物だとご理解ください。
そして帯は麻素材の染帯で、ヨット柄をセレクトした呉服店はほとんどいないのではないかと思っています。
コロナ禍でもっと楽しい社会になって欲しいと願う気持ちがあって、この帯を用意したんですね~
新柄ですが古典柄でもないし、流行の柄や色でもないので、コロナ禍で生まれた柄ということにしておきましょう。
腹はこんな感じで、ブルーを基本に帯〆と帯揚の色を加えてみました。
これがとってもコーディネートバランスが良くて一人でワクワクしてしまいました。
素敵だと思いません・・・
この装いでデパートで買い物などをしていたら、ヨット柄の帯を目にされた方は近寄ってくるんじゃないかな~
こんな柄が世の中にあるんだ~と思われる方と、色使いのセンスの良さに心惹かれる方とがいるように思いますが、暑い夏を吹き飛ばすコーディネートかと思っています。
余談ですがここにこのような言葉も添えさせていただきました。
「吹いてる風がまったく同じでも、ある船は東へ行き、ある船は西へ行く。
進路を決めるのは風ではない、帆の向きである。
人生の航海でその行く末を決めるのは、なぎでもなければ、嵐でもない、心の持ち方である。」
文学科・エラ・ウィーラー・ウィルコックスが残した言葉がやけに心に突き刺さるところがあって、4月号の店の情報誌「あ・うん」に紹介したものです。
コロナ禍で経営者として迷い道に入り込んで感があり、コロナ禍の風を生かすも殺すも自分次第。
進むべき道は自らが決めることで、心の持ち方で進むべき道は人それぞれに変わるのでしょう。
明るい未来に帆を向けられる人間でありたいと思って、再びここに紹介させていただきました。
ということで今日の記事とさせていただきます。
明日はお泊まりで人間ドックに行ってまいります。
先年はコロナ感染を回避する意味で人間ドックをパスしたのですが、この年になる気付かない病気が身に迫っていても可笑しくないので、いろんなところを調べてもらえたらろ思っているところです。
そんな訳で私は仕事を休ませていただきます。
店は普段通り営業となりますが夕方の5時で閉店となるかと思うので、どうか容赦ください。
夕食を早く済ませたくて、いつもより早い投稿となりました。
ではこれにて・・・
お休みなさい