今日は人間ドックの日でPET検査と希望者がいれば認知症検査も受けられると聞いて、ためらいもありましたが、自分が健康のどの位置にいるのかを知りたくて受けてみることにしました。
しかし、受けると言ったものの、今の自分が認知症予備軍だと知らされたらどうしょう・・・
考えるところがありましたが、検査を受けている最中も緊張しっぱなしで、結果は68.3点とか言っていたかな~
「何か言わせそう・・・」と思っていたら、
まったく問題がないということで、モヤモヤ感が取り払われてスッキリ。
もう一日検査がありますが、時間が空いたもので今日2回目の記事を書くこととしました。
今年もコロナ禍でお祭りや花火大会が中止になり、浴衣需要が落ち込むのではないかと想定されますが、私の店はいつもの年と変わらず、浴衣の魅力を伝えられる店でありたいと思っています。
そこで今日は古典柄の単色ゆかたが紹介出来ればと思いカメラに収めてみました。

古典柄単色ゆかた
それらがここにある紺地一色のシンプルなゆかた地になります。
私と近い年齢の方はこの浴衣を見て懐かしさがあるのではないかな~
近年の浴衣は色がいっぱい入っていたり、素材も綿から気軽に洗えるポリエステル地になっていたりして、単色の古典柄ゆかたって見かけることが極端に少なくなっているんですね~
昔は大きな花火大会もなくて、あっても盆踊りか縁日に浴衣を着て、人が集う場に出向いたものです。
そんな懐かしい田舎の夏祭りが頭を中を過ぎりますが、そんなときのゆかたといったら、紺地か白地の単色ゆかた主流で、カラフルなゆかたはまったく存在していませんでした。
当時はエイコンもありませんでしたし、団扇と日本手ぬぐいがセットだったように記憶しています。
日本の暮らしはそんなに豊かではなかったかもしれませんが、振り返ると私たちの心は豊かでしてね~
その意味で紺地一色のゆかたは心の故郷になっています。
今は生産量も激減していまして、ゆかたを染める職人さんの少なくなっていることを聞くと寂しいです。
蚊取り線香が匂う庭で古典柄ゆかたを着て冷たいスイカが食べられる日があったとしたら、その日は懐かしい思い出となることでしょう。
ゆかたで過ごす夏を是非見つ出してみてみてください。
ではこれにて・・・
店を閉めてホテルへと向かうことに致します。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







