今日は曇り空で涼しい風が吹いていたので、店の前の国道に沿って伸びている草刈りをすることに。
本来は道路公団の仕事でなのですが、店の駐車場から国道に出ようと思うと、草が障害となり国道を走る車が見えにくくなってるんですね~
事故を起こす危険性が高く気のかけてはいたのです、一向に道路公団の草刈りをする気配がなくて、涼しい天気だったので、草刈りをすることにしました。
これで大丈夫と思えるところまで刈り取り、安全確認ができるようになったかと思っています。
今日は長襦袢の話題を取り上げてみたいと思います。
その前に、ネットに詳しくない中高年の私たちにとって、使われているカタカナの単語が何を意味しているかが分からない。
そんな体験ってありませんか?
それとよく似た現象が着物業界にも起きているのではないかと思っています。
どういうことかといいますと、着物の種類を言葉にすると、黒留袖、訪問着、付下げ、小紋や紬と言った具合に、示された単語から着物の種類が判断できるかと思いますが、「袷のきもの」となると、どんな着物なのか判断できない方がいました。
過去にそのような問い合わせをメールでいただいたことがあり、着物の種類を示す単語と仕立て方の単語の差別ができなくなっていていた若い女性のことを思い出すことがあります。
数日前のことですが娘に着物の寸法のこで、肩幅と袖幅の寸法を足すと裄の寸法になることの図を書いて説明すると、娘は肩幅を首のつけ根のグリグリを中心に左右の肩幅を足したものが肩幅だと解釈していたみたいで驚きがありました。
このことからも着物業界の単語を勘違いしている人がいることに気付かされた次第です。
それは私がネット業界の単語が理解できないことと似ているのかもしれません。
前置きが長くなりましたが、長襦袢の話しに戻りましょう。
長襦袢が季節によって使い分けができるように、季節に合った長襦袢が作られていることをご存じでしょうか?
それは袷の着物に合わせる長襦袢、単衣時期に合わせる長襦袢、そして盛夏の着物に合わせる夏用の長襦袢の3種類の長襦袢です。
最初に袷時期(10月中旬頃から4月下旬頃)の長襦袢になります。
お店によって扱っている種類が異なるかと思いますが、お洒落な雰囲気を持ち合わせた長襦袢かと思っています。
無双(むそう)長襦袢といって、袖の部分を生地を重ね合せて仕立てる長襦袢のことをいいます。
この白の長襦袢は単衣用(5・6月と9・10月頃の時期)として作られた長襦袢で、生地が楊柳になっていまして袖は単衣仕立てとなります。
サラサラ感があり、単衣用の着物に合せていただけたら快適かと思っています。
そしてこちらが夏用の着物にふさわしい小千谷の麻長襦袢になります。
背後に黒い生地を敷いているので、色合の違いを確認することが難しくなっていますが、麻素材なので汗をかいでもサレサレしていて着心地のいい長襦袢です。
少しだけ色が付いているので、白の楊柳長襦袢と比較すると色が付いていることがお分かりいただけるかと思います。
寝かした写真ですが、立てかけると右側が薄い銀ねず色で左側がブルーの色であることがお分かりいただけるかと思っています。
この他にも洗える合繊長襦袢もありますし、二部式襦袢もありますが、個人的には天然素材が体に優しくて着やすいと考えています。
このような地味な話しって面白くないよね~
でも、このようなことを伝えていかないと、業界の発展はないように思えたもので取り上げた次第です。
もう少し詳しく書きたかったのですが、表現力が乏しくて淡泊な記事となってしまいました。
ではこれにて・・・
お休みなさい。