7月に入ってからお客様の出入りが増えている気がします。
とはいってもコロナ禍前の活気に戻ったとはいいにくく、気を引き締めて7月の店作りに臨みたいと考えているところです。
特にこの7月は決算前の「涙市」が控えているだけに、回に向けての運び方が重要となっていて、ブログからの情報発信が鍵となると考えてます。
そこで涙市にて発表させていただく丹後木綿の着物をコーディネートしてみたのでご覧ください。
まずはこちらの映像から・・・
スッキリした着こなし方かと思っていますが、縞柄の丹後木綿のきものに麻の芭蕉の絞り染帯で組み合わせたものです。
幾何学模様のきものにワンポイント柄で着こなしの表情を浮かび上がらせているところがポイントかと思っております。
半幅帯を合わせてカジュアル感を出す方法もありますが、このような染帯を合わせることで着こなしのクオリティが高くなるところがとても魅力的です。
発表させていただくお値段が税込み39,600円とリーズナブルなことで、店としては新しい着物ファンの掘り起こしを考えて取り上げた次第です。
先月も幾つか丹後木綿を紹介させていただいていますが、お客様からの評判も良くて、涙市では帯とのコラボを楽しんでいただけらたとリーズナブルな価格帯の帯を準備させていただきます。
ちなみにここで合わせた芭蕉の麻の絞り染帯は税込み価格110,000円の品を88,000円にて発表させていただきます。
丹後木綿が楽しめる世界をご覧に入れられればと考えているところです。
楽しみにしていてください。
とにかく着物業界は着物を着た楽しんでいただける方を増やしていくことが課題となっていまして、その入門編として木綿の着物が注目されています。
しかしこれまでの客層とは少しばかり異なっていまして、店との接点を帯の合わせ方でアピールできないかと試行錯誤中です。
そしてここに帯〆帯揚げを加えて、見立てという店の強みを発揮できればと考えています。
「絵に描いたぼた餅」となるやもしれないが、単なるセールから一歩踏み込んだきもの専門店としての役割を果たしたい。
そんな想いを秘めて「涙市」の準備に入ったところです。
ではこれにて・・・
お休みなさい。