決算前のセールが今月16日(金)より、コロナ禍は辛い『涙市』と題して10日間繰り広げられます。
そこで今日から売場を拡張するために畳を入れて涙市の準備に入りました。
この催事は在庫を少なくすることを目的として、年に一度だけ店内の商品全てが割引になるとなるものですが、プライスダウンは夏物だけでなく秋冬ものもあることから、本日より浴衣から割引価格を付け始めたところです。
浴衣関係はコロナ禍で2年続けて不振だったこともあり、今のところ在庫量が増えても減らすことができていません。
決算までに在庫量を減らすというミッションを自分に与えていまして、割引価格で勝負するという考え方に切り替えました。
浴衣の反物の割引は最大で80%Offで、50%Off、30%Off、20%Off、10%Offの5段階に分けてプライスダウンしたところです。
店の娘達に割引価格を入れるのはとっても辛いことですが、年に一度だけ割り切ることがあってもいいと言い聞かせてます。
今日はプライスダウンした50%Offの浴衣の中から、可愛い着こなしを作ってみたのでご覧ください。
その画像がこちらになります。
紺地の綿麻紅梅絞りゆかたで、赤い紗織り博多織り鍵盤柄浴衣帯との取り合わせがオシャレで、とっても可愛いと思いませんか。
その横にカゴバッグと水玉の鼻緒が付いた塗りの下駄でトータルコーディネートさせていただきました。
(下駄の白い横線は蛍光灯が反射したものです)
模様は金魚柄で、幼い頃にブリキの貯金箱として家にあったことを思い出します。
私にはそのイメージが強くて、レトロな雰囲気を持った綿麻のゆかたかと思っております。
こんなにも可愛いゆかたなのに、なかなかい嫁入りが決らずにいて、そしてコロナ禍と決算となれば割引価格も大きくなってしまいます。
店頭販売価格77,000円の品でしが今回の涙市にて、50%Offとなった38,500円(税込み価格)のお値段が作られました。
生地は綿麻紅梅というこだわりの生地で、そこに金魚柄を絞りで浮かび上がらせてたクオリティーの高い着物になります。
これから浴衣帯もカゴも下駄も割引価格が付けられるので、お気に召していただけたら相当お安く手にできるのでhなあいかな~
ちなみに画像の下駄は30%Offを考えていまして、税込み価格6,050円の品が4,235円となる予定です。
とにかく涙市は全ての商品が割引となるので、是非とも覗いて見てください。
明日は浴衣帯にプライスダウンのお値段を入れたいと考えていまして、その判断を私がしなくてはなりません。
店が崩壊していくような気がしてとっても辛い。
コロナ禍で夏物の出鼻をくじかれ、そして決算となれば二重の苦しみ。
そんな私の胸の内がタイトルになっていることがいくらかでもお分かりいただけるかと思います。
ということで今日を閉じることと致します。
では、お休みなさい。