日中の暑さが影響しているのか、炎天下にお客様がお越しになられていなくて寂しい一日となりましたが、そのような中でも、店に足を向けてくださったお客様には感謝申し上げたいと思います。
長丁場の催事だけに気合を失わないようにしたいと思っていますが、エアコンが入っていても、この暑さに体力を消耗するところがあって疲れを感じております。
コロナ禍でなければ、花火大会や夏祭りで駆け込みの浴衣需要が望めないことが辛いところですが、SNSで情報を出して一人でも多くも着物ファンに足を運んでいただけるよう努力を重ねたいと思っているところです。
花火大会が恋しく思うところがありまして、花火をイメージした絞り浴衣をコーディネートしてみたのでご覧ください。
その組み合わせがこちらになります。
ワイン色の絞りに大輪の花火が浮かび上がって面白い絞り浴衣だと思いませんか?
合わせた黄色と白のゆかた帯は通気性のよい夏対応のシルクに紗織り博多織で、沈んだ色の浴衣に映えてとても奇麗でしょう・・・
皆さんが知っている浴衣帯といえば、二色の色を重ね合わせたリバーシブルタイプのものをイメージされるでしょうが、それとはまったく違ったメッシュ織の正統派の浴衣帯といえるでしょう。
店にはこのような博多織の単衣帯を古典柄の浴衣に合わせていまして、涙市価格で紹介しているので参考にされてください。
今回の涙市では秋物も多く出品していまして、季節の先取りとして秋物の小紋の着物を個性的な帯でコーディネートしてみました。
その一つがここにある秋の色を思わせる格子柄の小紋で、その着物に空を羽ばたく鳩の帯で面白さを表現してみました。
変わり種の帯の一つですが、幾何学模様に表情のある豊かな帯を合わせると、おしゃれ感が増してオンリーワンの着こなしを演出することができます。
着物は花柄ばかりでつまらないと思っていらっしゃる方にお勧めさせていただきたい組み合わせかと思っています。
涙市ではこのような着物や帯も割引になっているので、個性は好みの方に立ち寄っていただけたら嬉しいです。
今日は日が傾いてからお客様が続いて、テーマを考えないままに記事を書き始めたもので中身の薄い生地になってしまいました。
何がない感じで記事を書いているように思われるかもしれませんが、ここまで書きあがることができてホッとしております。
最後のこのこの禅語を書き記して今日に記事とさせていただきます。
「大機大用(だいきだいゆう)」
人生には、ここぞという大きなチャンスが訪れます。
それを生かすも殺すも自分の働き次第。
うまく活かせれば、そのチャンスで大きく飛躍することができますが、使い方を誤れば、何も残らない結果となってしまいます。
チャンスの時に大きく動けないなら尻すぼみになり、逆にチャンスを待たずに動けば空回りすることに。
チャンスを見極める目も重要となります。
大きなチャンスをつかむ意志の強さと、それを使いこなす力量があってこそ、目指す結果が得られるのです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。