お盆が近くなって、妻のお墓へ行ってまいりました。
明日から天気が崩れるみたいでお墓参りをする家族連れが沢山いてちょっと驚きました。
みんなが妻に会いに来ると思われるので、お花を手向けてくれる人たちに対応できる大きなバケツやロウソク立てを用意し、お墓やその周り奇麗にしてまいりました。
ヒグラシの蝉の鳴き声が響き渡っていて、訪れようとしているお盆の風情を伝えていました。
店は明日から14から16日までの3日間のお盆休みを挟んで、七五三のきもの特集が始まります。
店内はこれまでに見たことのない明るい売り場になっていて、子ども天国の店って感じです。
ここに飾られた3点の小紋は、子ども用の着物として提案させていただきたい着物です。
大人分の反物の長さがあって、七五三に装いとして対応できる着物なんですね~
朱赤にこっぽりに鈴や風車の模様も入っていて、とても可愛いと思いませんか?
こちらは京紅型ちりめん地小紋で、黄色という色も可愛いでしょう。
これらの小紋はお子さんの体格に合わせてオーダーメイドの仕立てが加わります。
一般的には3歳の三つ身か7,8歳用の四つ身仕立てることが多く、三つ身は被布コートと着物のアンサンブルのような形になります。だと
四つ身にされる場合は袂を長く取った(袖丈の長さ)、7,8歳用(四つ身)の小紋振袖着物だと思ってください。
四つ身は帯出しになるので、帯もコーディネートしなくてはなりませんが、子ども用の訪問着とは趣が変わって来るので、愛嬌ある可愛い着物になるんだな~
着物を軸とした見立ての醍醐味があり、きもの専門店としてセンスが問われる着物地かと思っております。
こちらは、一つ身のお宮参りの着物を、3歳の七五三で活用した場合の着こなしを撮った映像になります。
3歳は男女とも七五三参りができます。
これまで女児の3歳児の着こなしとして被布コートを使う方が増えていまして、どちらかといえば一般的な着こなし方と言えます。
一方で3歳の男児が被布コートでお参りをするというのは、つい最近のことで、新しい着こなし方が少しずつ広がっている感じがします。
こうして品揃えを終えたところですが、子どもの着物はお子さんの体格に合わせていろんな選択肢がありますので、詳しい専門家がいる店であるかを確認されてから相談されることをお勧めします。
一部の仕入れ先の担当者から、提案の時期が早すぎると言われたりしていますが、暇な8月だから品揃えができたのではないかと思っています。
結果は後で分かることですが、店の役割は素敵な商品を紹介させていただくことで、レンタル業界との違いを明確にできればと考えています。
そう、きもの専門店からの七五三の装い提案が私の仕事。
ベストを尽くさせていただきます。
それではこれにて・・・
お休みなさい