この時期、雨が降ると物悲しく思えるのは私の気のせいでしょうか?
9月が動き始めましたが、どんよりした空気は変わることもなく一日が静かに終わろうとしています。
のんびりした空気に呑み込まれそうになりますが、時は秋を呼び寄せていて秋商戦に向けての備えが必要とされていています。
しかし、コロナ禍で習い事をしていらっしゃるお客様の秋の行事は白紙に近い状態になっていて、店作りの難しは今も変わっておりませんが、現状を受け入れながらも秋を受け入れる準備をしておかなければなりません。
迎える秋は文化の季節でもあり、習い事の発表会や結婚式、七五三なども控えていて、着物を着る機会が増えてくることが考えられます。
ここしばらく結婚式などは延期となっている先が少なくないようですが、フォーマルの装いに合わせて新しいタイプのバッグや草履を揃えてみました。
ここにアップさせていただいた品は留袖や訪問着などに合わせるフォーマル用のバッグで、共の鼻緒も用意されていて、草履台を足のザイズに合わせてすげ上げるタイプのものです。
量販店に並んでいる草履とバッグセットとは異なるグレードの高い品で使いやすくて気品のある品かと思っております。
今回のコロナ禍でバッグや草履の需要が伸び悩んでいまして、品質の良い品が激減していましてね~
センスの良い品を探そうと思ってもなかなか見当たらないというのが現状です。
そのこともあってここに幾つか紹介させていただいた次第です。
言葉が足りていませんが参考にされて下さい。]
きもの業界は長引くコロナ禍でフォーマル関係の着物や和装小物の動きが止まっていて、どこの仕入先も新しい物作りに頭を悩ませています。
現状が改善されたら、一気に動き出すのではないかと考えていますが、職人さんに仕事が入ってこないとなれば、業界から離れる職人さんは少なくないように思えてなりません。
昨日の京都出張は厳しい現状を知ることとなりましたが、業界の我慢はもうしばらく続くのかもしれませんね。
どのような状況下の置かれても変わらないのが、月に一度発行している店の四季を楽しむ情報誌の「あ・うん」の発行です。
本日9月号の構成を終えることができました。
この情報誌を作るに当たっては景気に左右されることがありませんが、ただ一つ頭を悩ますのが季節に合った情報を集めることです。
取りあえず9月号の構成を終えることができたのでホッとしております。
今回で257回目の発行となりましたが、ここまで続けてこられたのはお客様と店のポットラインを切らしてはならないと一心に願ってのことです。
その効果が現われているかどうかは私には分かりませんが、この仕事を続けていくことで欠かすことができない商いの基本になっているように思えます。
その意味でも自分を褒めてやりたいです。
明日からお客様の元へお届けできるかと思うと、一歩前進することができたたのではないかな~
今日は意味のない記事になってしまいましたが、これで一日を終えることと致します。
では、お休みなさい。