外は青空が広がる真夏日、店は午前中は忙しかったものの午後からは閑古鳥。
集中力を失っていて、何かしようと思っても焦点が合わなくてだらしないおじさんになっています。
11月~年末のかけての店作りの販促を考えているのですが、この暑さが邪魔をしているのか切れ味が悪くて、楽しいアイディアが頭に浮かんでこないことが辛い。
結局私はどこにでもいる平凡なおじさんなのかもしれませんね。
コロナ新規感染者数の減少で、私たちの生活はレジャーや旅行など、ストレスが発散できる環境へと舵を取り始めた感があります。
少しずつ平和な日常が戻りつつありますが、個人消費に勢いづくまでにはもう少し時間がかかるのかもしれませんね。
そんな状況下の中で、七五三関係の仕事が毎日のように入ってきていまして、昨年より遙かに活気ついていることを思うと、きもの業界に明るき光が差し込んで来たことに気づかされています。
そこで今日は新年会や入学式などに着ていただけるフォーマル着を紹介してみましょう。

野口さんの付下げを織楽浅野さんの袋帯でコーディネート
着物は金ネズ地に菊を図案化したした柄の付下げで、その着物に優しい水色系の花唐草模様の織楽浅野さんの袋帯でコーディネートしてみました。
エレガンスが香りが漂っていて素敵でしょう。
同系色でまとめたことで清潔感があって、上品さが広がる組み合わせかと思っております。

織楽浅野さんの袋帯
このような感じで織楽さんの帯を合わせると静かなムードでまとまられて、女性の内なる美しさが装いの中に現われるから不思議です。
どちらかといえば関東方面のアッサリした着こなし方に似たところがあるかもしれません。
今月22日か「三職物語」と題して職楽浅野さんの帯を紹介させていただく予定でいまして、多くに人に職楽さんの帯の魅力を知っていただける機会にしていただけたらと考えています。
毎日暑い日が続いていて、着物への関心度が高まりにくくなっていますが、私に店には北陸地方ではお目にかかることができない着物や帯が溢れています。
この店を覗いたことの方は、今回取り上げた「三職物語」をご覧になってみてください。
着物に対する「美意識」が替わる切っ掛けとなることでしょう。
今日も一日が不完全燃焼で終わってしまいましたが、明日に期待して店じまいとさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







