寒気が上空に来ているとのことで積雪を心配していましたが、うっすらと雪化粧するだけで、日常生活に影響を及ぼすものではなかったようです。
特に今日は店から山手側に位置する、ある地区の公民館事業にて風呂敷包みの出張講座の依頼を受けていまして、その開場に女性陣が向う予定でいたもので、天候の変化を気にしていましたが、問題なく参加者に喜んでいただくことができたとの報告を受けて安心することができました。
そして店では和のクリスマス提案を続けていまして、お越しいただいたお客様には心地よい空間を提供することが出来ているのではないかと思っています。
会期は21日(火)までとなりますので、興味をお持ちでしたら足を運んでみてください。
さて今日は来年の3月に東京銀座で開催される「日本紬織物フェスティバル」という展示会の話題を取り上げてみたいと思います。
こちらがその開催を明記したチラシで、全国の織物の産地が銀座に集まって開く展示会だそうです。
この話を持ってきたのは、地元の牛首紬を織っている会社の担当者で、過去に私の店が東京での展示会に参加していたことを知って、参加してみないかとお誘いをいただきましてね~
話は少し前後しますが、3,4年前まで東京の仕入先が銀座や赤坂で「ひしの美会」という着物の展示会を開いていまして、ネットからの繋がりから関東方面のお客様にご案内を入れて参加させていただいていたんですね~
ところが「ひしの美会」を主催する東京の仕入先が会社を解散してしまいまして、「ひしの美会」も消滅してしまったんですね~
二度と東京での展示会にお客様をお誘いすることが出来ないと思うとショックで、それ以後、ブログで「ひしの美会」の情報を呟くことはなくなりました。
それでもネットから着物や帯であったり、かんざしや草履などの和装小物などのご注文が入ってまいりまして、いつの日か東京で展示会ができないものかと考えていましたが、今回のコロナ騒動でその願いも儚く散っていまして、販路が閉ざされたままでいました。
そんなときのことです。
牛首紬は地元である石川県白山市で織られていまして、製造元の西山さんとは行き来することも多くありまして、担当者から「日本紬織物フェスティバル」に牛首紬を出品するから、関東のお客様に声を掛けてみないかとのお誘いがありましてね~
3月に開かれる銀座での会は、山形県の米琉紬、新潟県の小千谷ちぢみ、茨城県の結城紬、鹿児島県の泥大島紬、沖縄県の様々な織物、そして石川県の牛首紬が出品されるそうです。
そこにはお取引のある問屋さんやきもの専門店さんが関係していて、消費者(お客様)を対象にした展示会であることを聞いています。
私は地元で作られている牛首紬と加賀友禅を店の強みにしていきたいと考えてまして、その二つの商品を活かして販路拡大を考えています。
ネットでの販売など、いろんな戦略を考えることが出来ますが、その一つの取り組みとして、東京での展示会を頭に置いています。
なので、今回の牛首さんからのお誘いを前向きに受け止めているところです。
気になるのはオミクロン株。
その動きも注視しながら、関東方面の方に3月11日(金)~14日(月)までの期間、銀座5丁目にある時事通信ビル内で開かれる「日本紬織物フェスティバル」のご案内を入れてみようかと考えているところです。
この着物コーディネートは先染めの牛首紬の縞柄を牛首紬に染めた袋帯でコーディネートさせていただいた画像です。
その横にゴマアザラシの防寒草履を添えていますが、先染めの牛首紬って着やすくてお勧めさせていただきたい紬です。
適度な生地に張りもあって、染めた牛首紬の着物た帯も素敵ですが、私のお勧めは先染めの牛首紬です。
牛首紬に興味をお持ちでしたら、3月に開く銀座での紬織物フェスティバルでご覧になれます。
連絡をいただけたらご案内状を送れるかと思っているので気軽に相談ください。
ということで今日の記事とさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。