皆さんは、きもの用語で 「洗い張り」 が、何であるかご存知ですか・・・・・
着物の洗濯の仕上げ方の事を 「洗い張り」 と言います。
私の店でも 「きもの再生」 を積極的に取り組むようになってから、この洗い張りをお受けする事が増えてきていますが、若い人達がその仕事が何であるか知らないようです。
そこで、洗い張りについてご説明してみます。
シルクの着物は洗濯機に放り込んで洗うわけにはいきまさん。
ですから、汚れには気を使います。
それでも、衿や袖口、裾 (すそ) には、人間の体から出る脂分の汚れが付き、何度は着るうちに薄汚れた感じになるものです。
そのような汚れを手軽に取り除くやり方として、着物の形のまま洗う 「丸洗い」 があり、比較的新しい着物や襦袢に対してお受けしています。
それとは別に、着物の仕立て直しとか染め替えなどには、一反の布に戻してから水洗いをする 「洗い張り」 という仕事をします。
簡単にいえば、丸洗いは着物専門のドライクリーニング、洗い張りが水を使うクリーニングということで、汚れ落としには2種類のやり方があります。
いずれの方法でもシミがひどければ、シミ抜きは必要です。
ちなみに丸洗いのほうが費用が安くすみます。
洗い張りは、ほどき代、洗濯代、仕立て代がかかり着物を再生する際にお受けしています。
戦前の日本では、ほとんどの家に伸子 (しんし) や張り板があり洗い張りが主婦の仕事とされていたようです。
いまだは、きもの屋さんやクリーニング屋さんの仕事になってしまいましたがネ・・・・・・・
何度か着た着物、汚れていないから大丈夫だとタンスにしまい込まず専門の方に相談してみてはいかがでしょう・・・・・・
とにかく初心者の方にはきもの用語がなんのことなのか解からないようです。
今日は硬くて気難しい記事になりましたが、はたして読んでもらえるのか心配です。
早いもので、今月もあと一日で師走が訪れます。
お歳暮、忘年会、クリスマス、新雪、年賀作りなど何かと気忙しい月ですが、2006年の着地が無事に終われるよう
準備を進めたいと考えている所です。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,154記事







コメント
ひとこしのちりめんは、ちじみやすいとかときいたんですが、丸洗いするから?
なぜこんな質問をするかといゆと、先週喪服が異常にチジンダのをみて、ある呉服屋さんにきいたんです。
私の店でも、時々そのような事がおきることがあります。
糸質や、撚りの掛け方のど色々なケースが考えられますが、基本的に撚りのかかっている着物は湿気や雨などで縮むものです。
最近は 作り手側が、縮みにくい工夫をしていますが、それでも縮むことがあります。
買い求めたお店で相談してみるいいと思います。
商品を見ていないので、そのようなコメントしかお返しできません・・・・・・