今日はお休みの日ですが、普段どうり店を開けています。とても静かでジャズと水琴つくばいの水の音、そしてスズムシの泣き声が、贅沢な秋を演出してくれています。
自分だけの 豪華な時間のディナーって感じで、一人楽しく10月の 「神無月展」 の内容を考えている所です。
近況はその位にして、今年から折込などを入れて取り組んでいる 「きもの再生サービス」 のことについて書いてみます。
このサービスは以前から染め替えや仕立て直しなど、お客様のご相談を受けてさせて頂いているのですが、大変喜んで下さるもので、この仕事を表に出して地域の方々に呼びかけてみようと考え 始めたサービスです。
少しずつですが、気を使いしながらも新しい方が尋ねて見えられるようになり、染屋さんや、シミ抜き屋さん、仕立て屋さんと相談しながら お受けさせて頂いてます。
写真の着物は、お婆ちゃんの若い時の絞りの羽織をお孫さんの着物に仕立て直ししたものだす。仕上がりがとても良くなってもので、訳を話してブログに載せさせていただきました。
そして着物に合わせて正絹の赤い絞りが入った長襦袢(着物の下に着るもの) を作って 今年の3歳の七五三に着て行かれるそうです。
お婆ちゃんの着物を再生して、お孫さんが袖を通す心温まる家族の絆を感じ、このブログで紹介させて頂きました。
きもの再生には、数々の難しい仕事が潜んでいるものの 仕上がりを喜んで頂けると苦労したことなどは何処かへ消えてしまうものです。
そして、この店がお客様のお役に立っていることを感じ取れるシーンでもあるように思います。
有難うございました・・・・・。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







コメント
いつも楽しみに拝見しております。
おばあちゃんのきものを、時代を経てお孫さんに受け継がれる、なんかほのぼのとして、お孫さんの喜ぶシーンが浮かんできます。
これからも頑張ってください。
お陰さまでパソコンにも慣れ楽しくブログをさせて頂いてます。
北川さんにいろいろ教えて頂き感謝しています。
これからも宜しくお付き合い下さい。