浴衣関係の商品が入荷すると、馴染みのお客様が待ち望んでいたかのように、店に訪れて下さり、お嫁入りが決まり有難く感じています。
浴衣選びをそんなに急がなくてもいいんじゃない・・・・・と、思われる方も少なくないと思もいますが、私に店は、寒い冬に今年の新作浴衣をセレクトしてメーカーに作って頂いた商品が、店頭に並ぶという想い入れの品ばかりなんですね~・・・・・
従って、同じ柄を追加注文をすることがありません。
長年、そのような取り組みをしていることを馴染みのお客様が理解して下さっていて、浴衣をご準備したい方は、入荷と同時に品数の多いこの時期に選びに来られるんですよ・・・・・
今日も数件のお客様が浴衣をお選びにお越しにこられましたが、誠に有難く感じています。
今年の浴衣は今が旬。
こだわりの浴衣をお探しの方は早めのご準備をしておかれると安心かも・・・・・
今日もまた新しい商品が入荷致しました。
チョト風変わりなこの下駄です。
この下駄を京都で目にしたのですが、見るなり一目ぼれしてしまいました。
形や鼻緒の色はもとより、仕事の丁寧さに惚れこんでしまいました。
この下駄は静岡県産のヒノキを削り出し、鼻緒は帆布を使ったシンプルなデザイン。
千利休の時代に、茶人や風流人が粋に履いたとされる「雪駄」をモチーフにしたそうです。
その意味を「茶人」という文字にしてお洒落に焼印のようにしてデザインされています。
裏も滑り止めのゴムが綺麗に貼られてあり、吟味されて作られていることが分かります。
色はオレンジ・アイボリー・黒の3色。
サイズは婦人物がS・M・Lで、紳士物がM・L・LL。
そして、お値段は婦人紳士共にサイズのかかわらず¥14、175です。
早速履いてみたのですが、これが実に気持ちがいい・・・・・
肌触りといい、履き心地といい、作り手のこだわりを感じる一品だと私は思います。
普段履きにもお洒落だと思いますが、浴衣に合わせてみるのも素敵なのではないでしょうか・・・・・
私はオレンジがとても気に入りましたがね。
そしてもう一品、同じメーカーの商品ですが、担当者いわくロングヒットしている品だそうです。
確かにお洒落で指先が落ち着くように台が柔らかく掘られています。
これも実にいい仕上がりです。
M・Lの二サイズを用意してみました。
お値段は ¥7、140です。
入荷してくる商品を眺めて、長女は一言、「下駄屋さんみたい・・・」
言われてみると確かにその通りです。
草履といい下駄といい、売り場に溢れかえっています。
こだわりの商品を見ると、すぐに手にしたがるのが私で、衣替えと同時に真剣勝負する覚悟で店作りに励んでいます。
納得できる品をお客様にご紹介したい。
それも新鮮な和のファッションを提案したい。
だって夏が近づくにつれ着物に振り向かなかった人たちが、浴衣という和の衣に興味を持ち始まる季節が来ますからね~
初めての和物との出会いを大切にしたい。
それが私願い・・・・・
明日は私にとって忘れることができない4月30日。
そのことを振り返り投稿をしてみようと考えています。
では、お休みなさい。