【古布を使った木目込み五月人形】
現在木目込みの五月人形を特集していますが、お客様の入りが良くなくて気落ちしています。
始まったばかりなので何か対策を講じないとならないと思っていますが、取り組みの甘さを痛感しております。
男の子の初節句に、こちらの「剛大将」などはコンパクトにまとまっていて場所いらずの五月人形かと思っています。
店ではこのようなコンパクトサイズの五月人形が多くなっていますが、出し入れや保管なども考えると、場所をとらない大きさの物が人気とだと聞いております。
お値段は税込み価格¥82,500となるものです。
さて話題は替りますが、この肌寒さで来客が少なくなっていまして、明るい話題が乏しい一日となっております。
仕事というものは、物事が考えているように動かないのが普通で、上手く事が進むように知恵を絞るのも仕事かと思っています。
店の作りの大黒柱となる和装の需要をどのように伸ばしていくばきかを四六時中考えてまして、「4月の卯月の会」と「5月の東京日本橋での展示会」に絞り込んで策を講じたいと思っているところです。
そこで今日は4月21日(金)から24日(月)までの間に開く「永治屋清左衛門展」にフォーカスして記事を書かせていただきます。
まずはこちらのコーディネートから・・・。
【永治屋清左衛門のきもので春をコーディネート」
永治屋清左衛門がエルメスのスカーフの絹糸と同じ糸で織った笹流水模様の無地風小紋に雪輪模様を絞った着尺を長羽織として見立てて組み合わせたものです。
春らしいピンクベージュの色合の無地っぽいきものに、アッサリした大きな雪輪柄で装いのメリハリを効かせ、その装いの軽やかさに、品の良さと大人のセンスを感じさせられる取り合わせかと思っております。
特に清左衛門のきものは織物なのに、ゴワ付くところが全くなくてシルクの艶に満たされるのではないでしょうか。
これも絹糸の最高ランクの「6A」の極細の糸を使っているから成せる技かと思っています。
たまたま今月発売になった「きものサロン2023春夏号」の別冊付録に「永治屋清左衛門のきものと帯」が特集されていましてね~
【雑誌・きものサロンから清左衛門の別冊付録が出る】
こちらが別冊付録ですが、その表紙が先ほどの笹流水模様と同じタイプの品で驚きがありました。
ページをめくった箇所にはウィリヤム・モリスデザインのきものが掲載されてまして、この店が先月から提案させていただいている着物と似ていることに、身近さを感じている次第です。
店にとってはタイムリーな情報で、是非ともご覧なっていただけたら嬉しく思います。
そして大変遅くなりましたが、その展示会を知られる両面刷りのチラシの構成を終えることができました。
ホッとしていますが、これからが密度の高い仕事が要求されていて、今からこれからの緊張感を持ってお客様にご案内を入れたいと思っている私です。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい