【店主の呟き】
月初めの仕事のルーティーンは早朝4時半に起床し、京都出張の準備を整え、JRで普通列車と特急列車を乗り継いで午前9時前に京都入りをすること。
そして京都駅に近い仕入れ先から順番に訪ねて、北へと歩いて歩いて歩いて、一日に10件から12件近く仕入れ先を回ります。
歩き疲れて、最後の方になると“足のふくらはぎ”がつることもあって、今日のような蒸し暑さを感じる日は体力を消耗しますが、6・7月の店作りのことを考えたら甘えは許されません。
精力的に回ってきましたが、京都入りをしている同業者が少ない感じがしましたね~
毎月京都の仕入れ先を廻っていると、挨拶代わりの言葉となっているのは、「先月の商いの具合はどうでした?」
互いにその言葉のキャッチボールからはじまり、良かった点や悪かった点の自己分析を伝え合ってから商談が始まります。
信じ合える仲間だから本音で話が出来る訳ですが、考えてみたら終わってしまったことはどうでもよくて、担当者から「夏商戦を戦う意味で○○○の商品を取り上げてみてはどうだろうか?」とか、「○○という新しい提案の仕方で新規客を増やせないだろうか?」
そのような積極的な話をさせていただきたいのですが、そのような話題を振ってくる先が極めて少なく不満でなりません。
もっともっと楽しい提案ができるのではないかと思っていて、願わくば、心が躍るような商品をこれまで以上に作っていただけたら、冬眠していた着物ファンが、それを見て目を覚ますのではないかと思ってます。
そんな想いもありまして、秋物として「フランス地図の帯」「楽器柄の絞り染めの帯」「ワイングラスとワインボトル柄の小紋」を注文してまいりました。
古典柄とは言えませんが、新しい風を起こすであろうモダン派のきものと帯かと思っています。
店に届くのは秋になりますが楽しみにしていてください。
仕入れ先にお邪魔していると、商品を見て選ぶということに全神経を使っているもので、ブログ記事になるネタと写真を撮るということに、まったく気が回りません。
そのことに気づくのは、帰りの途に就いた京都駅のプラットフォームでの電車の待ち時間の間で、記事をどうしたものかと考えてしまいます。
【令和6年の干支飾り「辰」が発表になる!】

利和6年の干支飾り「辰」が発表になる
幸いにも今日は一件目の朝一番に訪ねた仕入れ先で、来年の干支となり「辰」のお正月飾りを見て、風情のかけらもない提案の仕方に、異議申し立てをしたくてスマホに納めた写真があったもので、その写真をブログ記事に使ってみました。
接客をしてくれた担当者は、何処よりも早く発表することで小売店さんからの注文を取り付けたいという想いがあっての提案のようですが、内職で干支飾りを作ってくれる人が激減していまして、数が創れなくなltるているそうです。
ここの仕入れ先の狙い目は悪くないと思いますが、商品というよりも“物”になっていることが残念に思えてなりません。
それにしてもお正月飾りの発表が年々早くなっていて、商品を見るためのピントも合わなくて、この時期の発表は適当でない気がしました。
おそらく干支飾りの発表は各社7月になるかと思うので、干支飾り商品の仕上がりを確認しながら注文を入れたいと考えている私です。
これで私の長~い一日が終わろうとしています。
とっても疲れました。今は眠たくて仕方ありません。
記事を終えることができてホッとしています
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







