【店主の呟き】
ゆかた商戦は今のところまずまずの動きを見せていて、竺仙さんのこだわり浴衣が人気となっています。
コロナ禍を除けば、ゆかた商戦のスタート時期はクオリティの高い浴衣が動き、中盤から後半戦になると駆け込み需要的な買い物スタイルに変わっていくために、お手頃感のある浴衣に注目が集まる傾向にあるようです。
7月になれば浴衣需要期を迎えることもあって、県外からも浴衣関係の商品の問い合わせが多くなることがよそうされますが、浴衣に限らず夏物は生産量が少ないために、購入時期が遅くなと、欲しい品が手にできないことが考えられます。
なので欲しい商品があるようでしたら早めに購入されることをオススメします。
【竺仙の絹紅梅小紋をトンボ柄の夏帯でコーディネート】

竺仙さんの絹紅梅小紋をコーディネート
こちらのコーディネートは竺仙さんの絹紅梅小紋という、絹85%に綿15%となるこだわりの夏着物となるものです。
軽くて通気性に優れてた着物ですが、ここに半幅帯を向わせていただけたら浴衣としてお召になれます。
ここではトンボ柄の夏染帯を合わせて、盛夏の街着の装いを作ってみました。
きもの柄の糸菊が風に吹かれている感じが見事に表現されていて、涼しさが伝わってくる着こなしといえるでしょう。
そのさりげない風情が竺仙さんのきものには秘められていて、きもの通の心を捉えるものになっているのかもしれません。
そしてもう一つ、「風鈴に竹」の加賀染め足袋で夏の彩りを加え装いの面白さを演出させていただきました。
お洒落な着こなしとなっと思うのですが・・・。
ところでコロナ禍が落ち着きだした春頃から急に忙しくなり始めましてね~
長く商売をしていますが、このような忙しさは初めてのことで、この先に地獄が待っているかもしれないと考えてしまう自分がいるからどうかしています。
毎日自分に、お客様との約束や依頼されている件で間違いを起こさないように注意を払うように言い聞かせてますが、仕事が過密になっているから気持ちが落ち着きません。
そのような中でも店作りにおける次の一手を考えておかなくてはならず、油断をしないように心がけているこの頃です。
朝から夜中まで仕事漬け。
そのような生活がいいとは思ってはいませんが、出来ることならこの仕事で店と出会った人達に、きものや和のインテリアを介して、「美しさと心地よさ」を伝えられる伝道者になれたらと考えています。
私にしか出来ない仕事を極めることができたなら、そこで初めてこの世に生まれてきたことへの意味を持つことができるのでしょう。
何処まで踏み出せるのか分かりませんが、毎日を全力投球することを怠らないようにして、明日も頑張りたいと思っている私です。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







