今日もお客様が多かったとは言えず、自分の力不足を感じさせられています。
考えていたように事が運びませんが、こんなのは普通だと割り切って踏み出すことが自分の力になるのでしょう。
お客様に美しい商品を提供させていただいて、身も心も豊かになっていただくことが私の仕事かを思っています。
今はその一点に集中することが大事で、残された二日間を意味あるものにできるようベストを尽くすことが私の役割です。
それにしても肌寒い日になりました。
明日の早朝6時半から町会の草刈りですが、随分冷え込むとの予報が出ているので、今はそのことが気に掛かります。
今日は織楽浅野さんの帯できものコーディネートをいくつか作ってみました。
上手く映像が撮れていないかもしれませんが参考にされてみてください。

枝付の梅柄を織楽さんの帯でコーディネート
こちらはヒワ系の地色に枝付きの梅柄を手描きした小紋に職楽浅野さんの名古屋帯で新春の装いを演出させていただきました。
【職楽浅野の名古屋帯で新春の装い】

職楽浅野の名古屋帯
職楽さんの帯に力があり華やかさが表現されているかと思います。

枝付の梅柄を織楽さんの帯でコーディネート
同じ手描き小紋を帯を替えて優しい装いに仕上げてみました。

職楽浅野の名古屋帯
合わせた帯はモザイクのように織った織楽さんの名古屋帯で力が弱い気がしますが、品の良さが引き出されたかと思います。
【葵と桐模様の小紋を職楽浅野の帯で合せる】

葵に桐柄の小紋を織楽さんの帯でコーディネート
こちらは白茶系の地色に葵に桐の柄を描いた小紋をグレー地に抽象的な枝振りに花柄でまとめさせていただいたものです。
カジュアルでもなくフォーマル系でもなく、不思議な味を映し出したお洒落な装いかと思います。

職楽浅野の名古屋帯
他にはない職楽浅野さんらしい名古屋帯かと思っています。
こちらの小紋を個性的な装いに変えてみましょう。

葵に桐柄の小紋を織楽さんの帯でコーディネート
墨色の濃い地の帯で組み合わせてみると渋い感じになるものの、装いに深みを感じています。

職楽浅野の名古屋帯
この職楽浅野さんの帯柄をご覧になって何を想像されますか。
イチゴを輪切りにした模様を描いていると聞いていますが、イチゴ色でないところは織楽さんのこだわりなのかもしれませんね。
それぞれに織楽浅野さんの持ち味と西陣織の技が表現された名古屋帯かと思います。
今回の帯展では職楽浅野さんの帯を多く取り揃えているので、この機会に目にされてみてはいかがでしょう。
言葉足りずの記事となりましたが楽しんでいただけたでしょうか。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







