屋外が心ウキウキする「春」となっていて、誰もお客様がいない店から外を眺めていると人恋しくなってたまりません。
今日は日曜日なので、皆さんは素敵な一日をお過ごしかと思います。
私は4月に開催する「卯月の会」の内容について考え込んだり、売場のレイアウトを変えたりして時間の流れをゆっくり受け止めていましたが、心の中では外に飛び出したい気持になっていて、自由があるようで何かに繫がれているような生活に、これでいいのかと呟く自分がいました。
春はこちらの2024/美しいキモノの春号からも一足早く店に届いていて、その表紙は優しく微笑む女優の「蒼井優」さんで、中身をゆっくり拝見させていただきました。
全国発売は2月20日になるかと思いますが、素敵なきものや帯が掲載されていて、きものに対する帯の合わせ方や、帯〆の色の使い方など、参考となる数少ないきもの雑誌かと思えるので、是非ご覧いただけたらと思っています。
さて、冒頭にも話をさせいただきましたが、暖かな日差しと広がる青空を見ていると、何処か知らない世界に旅立ちたい気持になります。
大海原の水平線がオレンジ色に輝く瞬間を独り占めできる船旅もいいが、人肌を感じる静かな温泉宿の露天風呂で、夜空の星に一つ一つ願いを伝えながら身体を休めることがあってもいいと思っているが、太陽が西に傾く夕方が道案内人とは寂しい話かもしれない、
そんな気持にさせてくれた一日だったが、きものでお洒落な旅をコーディネートしてみたのでご覧ください。
【きもので「心の旅」を楽しむコーディネート】
そのコーディネートがこちらの画像になります。
スカイブルーの地色を背景にアンティークな飛行機が飛んでいますが、アニメの世界をきもの柄にしたかのような小紋を、エメラルドグリーンの染帯が装いの表情を豊かにしているのではないでしょうか。
コーディネートの背景には春を思わせる桜柄の麻のれんが映し出されていて、まさに「心で旅するきものコーディネート」と言えるかも・・・。
せっかくなので、こちらの小紋柄の画像を大きくしてみましょう。
【アンチークな飛行機柄に心を躍らす】
ここにはこの2機の飛行機が手描きされていますが、他にもアンティークな飛行機が描かれていてワクワクさせてくれるきものかと思っています。
貴女だったらこの飛行機で何処に行ってみたいですが。
フランス、それともアメリカ、桜が咲く頃に日本横断も素敵かと思えますが、そのようなことを想わせてくれるコーディネートではないでしょうか。
この装いをさりげなく着こなせたらお洒落だと思うな~
新しい風に吹き寄せていて、きものの世界を変える装いとなることでしょう。
「貴女の心の旅は何処へ向うでしょうか?」
しばらく間でしたが、心の旅ができて幸せでした。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。