着物の着付に必用な和装小物リスト・あると便利な「きものハンガーと大風呂敷」

着物の着付けに必用な和装小物 和装小物

春が来たかと思えば冬に戻る日もあって気候が安定しませんが、三月の声を聞くと、早速、桃の節句もあり、卒業式シーズンでもあることから春が来たことを社会生活の面から実感できるのかもしれません。

 

特に入卒シーズンは着物との関係性が深くなりますが、人生の節目を着物で迎えたいと考えていらっしゃる方は、その準備を終えられたでしょうか。

 

着物を着ることの少ない方が着物を着ようとしたときに、何を揃えていいのか分からない。

そのような時代になっているので、今日は着物を着ようとしたときにどのような和装小物が必用なのかを記事にしたいと思います。

 

 

【ちりめん風呂敷から作られたボックス】

 

 

 

 

和装小物が入ったちりめん風呂敷ボックス

和装小物が入ったちりめん風呂敷ボックス

 

これは風呂敷から作られた箱で、ご自身の和装小物をここに纏めて収納しておくと、肌着や足袋などの白いものを家族のものと分けられるので便利かと思っています。

 

 

【ご自身の和装小物をこのボックスの中に纏める】

 

 

 

和装小物が入ったちりめん風呂敷ボックス

和装小物が入ったちりめん風呂敷ボックス

 

ここに着付けに必用な和装小物を詰めさせていただきました。

中身を出して見ましょう。

 

 

【着付に必用とされる和装小物】

 

 

 

着物の着付けに必用な和装小物

着物の着付けに必用な和装小物

 

ここには帯締め帯揚げや重ね衿は入っていませんし、半衿は長襦袢に取り付けを終えた状態であることをご理解ください。

また、着付けをお願いした場合、着付師が使う小物の種類や使う腰紐などの数が異なることがあるので、この点にもご理解をいただけたらと考えています。

 

画像の左上から横へと順番に品名を書いていきます。

 

・足袋 ・コーリン腰紐1本 ・コーリンベルト2本 ・腰紐3本 ・和装肌着(ここではワンピースタイプを使わせていただいています。

・そして長襦袢の襟の中に入れる衿芯

 

その下が、

・着付けの補正に必用となるタオルを3本  ・前板 ・伊達締め1本 ・帯枕 

 

これで、着物と帯、長襦袢があれば着物の着付けができるかと思いますが、一つ一つ和装小物でも種類が沢山あるので、新しく用意される場合は、店側から商品の説明を聞いてから、ご自身が納得できる品を用意されてみてください。

 

 

【着付に必用な和装小物一覧表】

 

 

 

着付けに必用な和装小物一覧表

着付けに必用な和装小物一覧表

 

店ではこのような和装小物リストというものを用意していまして、近く着物を着ることのある方にお渡しするようにしています。

 

ここまで和装小物が用意できたなら、後は草履とバッグの状態を確信して問題がなければ、残すはかんざしになるかと思います。

 

この和装小物一覧表には、着物を着る前の点検項目も載せていまして、いつでもお渡しすることができます。

声を掛けていただければ手渡しができるかと思っています。

 

 

お子さんの入学式を迎えられるお母さんの多くは、美容院や着付けができる先で当日の着付けをお願いすることとなるのでしょう。

その場合、着物一式と和装小物を着付けをしていただける先に持っていかなくてはなりません。

 

そんなときに役立つ和装小物があります。

 

 

 

【和装ハンガーと大風呂敷が役立つ】

 

 

 

着物の着付けにあると便利な和装小物

着物の着付けにあると便利な和装小物

 

それはきものハンガーと着物一式を包んで持ち運びができる125㎝巾の大風呂敷です。

150㎝巾の風呂敷だったら着物一式と和装小物を一緒にして包めるかと思っていますが、このようなときに大風呂敷は便利グッとなるものです。

 

和装ハンガーは、着付をされる先でもきものハンガーとして有効に使っていただけるものですが、そのことよりも着物を着終わった後に、着物や帯をハンガーに掛けて陰干しでますし、着物が畳まない方は和装ハンガーを使ってお部屋に掛けておくと片づくので、一本あるととても便利です。

 

 

【和装ハンガーの使い方】

 

 

 

和装ハンガーと綿素材の大風呂敷

和装ハンガーと綿素材の大風呂敷

 

 

こちらの和装ハンガーは両方で腕が伸びるので、着物を掛けるために作られたハンガーになります。

 

近い方として、中央下の黒くなったところに帯を掛けて、腕を伸ばしきって状態で着物を掛けていただけたら、後は陰干しをするだけですが、着物と帯を掛けると思っている以上に吊す「S字」に重量がかかるために、プラスチック素材だと折れることがあり、吊す箇所が鉄素材になったハンガーをオススメします。

 

ここまで用意ができたなら何も心配することはありませんが、そうだ無い方は早めに確認作業終えておいてください。

 

着物初心者の方は本当に大変だと思いますが、忙しくて段取りができない人は、地元で評判のいい呉服店さんに点検をお願いすることがあってもいいと思います。

 

しかし着物を着る直前の相談だと、受ける側がイベントなどがあって断られることがあるかもしれないので、余裕を持って相談されることをオススメします。

 

説明が足りないところが随分あるかと思います。

分からないことがあればいつでもお尋ねください。

 

これらの情報はきもの愛好家の方には興味を持たないことなのかもしれないが、着物初心者に優しい情報も必用かと思って記事を書かせていただいています。

 

お役にお立つことができれば良いのですが・・・

 

それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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