本降りの雨が降り続き、いつまでも寒いことに、心の中で呟くのはこの言葉です。
「本物の春はいつ来るの・・・?」
寒い日であったり足元が悪いと、お客様の来店が臨みにくくて口説きたくなりますが、そのようなことを思ってみても何も変わりません。
今日は3月号の「あ・うん」を仕上げることに一生懸命で、なんとか仕上げることができました。
【№287 3月号の「あ・うん」が出来上がる】
訪れようとしている季節に合ったネタを探すのも大変ですが、書きたいことを完結に纏めることにも苦労させられるところがありまして、ここにも大きな時間を使っていた気が致します。
この「あ。うん」も来月で№288となることから24年間発行し続けたことになります。
気の遠くなる時間ですが、よくもここまで続けてこられたものだと自分を褒めてやりたいです。
続けるということは一つの人間形成となるものですが、そのことよりもお客様に役立つ情報が載せられたかが重要なことで、毎回検証するようにしています。
時間の遅れを取り戻さなくてはならないので、早速明日からお客様にお届けできればと思っていますが、すべての仕事の段取りが遅れ気味なので、効率よく仕事をしないといけないと思っています。
【古典柄の水色の小紋をコーディネート】
この画像は古典柄の水色の小紋を単衣の着物として見立てて、白っぽい地色の帯地に金彩と墨色で描かれた幾何学的な模様の染帯で爽やかにまとめさせていただきました。
あせてや帯や草履の鼻緒にモダンさがあることから、オシャレな女性を演出することができるではないでしょうか。
【帯締め帯揚げを入れてトータルコーディネート】
帯の腹の模様に帯締めと帯揚の色を入れてトータルコーディネート。
コーディネートにこだわった訳ではありませんが、無理のない安心できるコーディネートだと思いませんか。
お茶席の場でも着こなせる装いで、人を選ばない組み合わせではないでしょうか。
【加賀染め足袋/雪割草に雪の結晶柄】
合せた加賀染め足袋の雪割草に雪の結晶柄は単衣時期となれば合わないのかもしれないが、雪割草の花がとても可愛いのでコーディネートの中に加えさせていただきました。
雪割草の優しい雰囲気が気に入っていまして、この花言葉は、「自信」「信頼」「忍耐」「高貴」だそうです。
この雪割草は「輪島市の花」となるもので、能登半島地震の復興支援になればと当店が加賀友禅作家さんに描いていただいた足袋になります。
オーダーメイドで準備させていただく足袋で、その値段は税込み価格4,950円となるものですが、4月に開催させていただく復興展の最終日となる4月22日(月)まで、お品代の半分を復興支援として寄付させていただきます。
オンラインショップからもご注文をお聞きすることが可能なので、ご検討いただけたら嬉しく思います。
ここしばらく販促物を作ることに明け暮れていたこともあり、小さな脳細胞に疲れが溜っているようです。
ブログ記事を書くのに気の利いた言葉が出てこなくて、おまけの睡魔が襲って来ているもので、今日は早めに自宅に戻ることと致します。
ではこれにて・・・
お休みなさい。