男性客の来店があり、送別会で男性の贈り物として使いたい風呂敷を見立てて欲しいとの相談がありまして、接客させていたただいたのですが、以前にも風呂敷を求めていただいたことのあることが分かりましてね~
お客様は金沢で風呂敷を探しても取り扱っている先がなくて、“ここだ”と思って来てくださったそうです。
そしてその方のお話によると、「この店がヤフーニュースにも出ていて、いろいろ情報を出していることに感心させられます。」
と、店を評価してくださいましたが、他の人からもヤフーニュースのことを聞くことがあって、数日前には、ヤフーニュースを見て商品の問い合わせがありました。
お恥ずかしい話ですが「ヤフーニュース」っていったい何なの? という次元の私で、店のどの情報が伝えられたのかも知りませんし、どうして載ったのかも解りません。
だけど、チョット嬉しいです。
店の存在を知っていただくことはとても重要なことなので、「ヤフーニュース」さんに取り上げていただいたとしたら感謝かな~
さて、今日は飯田紬のきもので「きもの遊び」してみました。
【草木染め飯田紬できもの遊び】
まずはこちらのコーディネートから・・・。
草木染めされた糸で織った信州飯田紬の縞柄きものを紺地のちりめん地に更紗柄の帯で合わせ、糸を編むようにして作られた赤目のあおり型バッグに鼻緒にパンダの刺繍が入った草履下駄で組み合わせ、飴色の玉かんざしといろ足袋でトータルコーディネート。
面白いと思わない・・・。
面白さの一番のポイントは、更紗帯の地色といろ足袋の底の色を合わせたところです。
この組み合わせでお出掛けさせたら、お洒落な着こなしに目を留めることでしょう。
最初に目に入るのは、薄地のきものに濃い地の帯で組合せら色合のメリハリで、その帯柄が更紗であることに目が惹きつけるのではないでしょうか?
面白みを感じるのはその後で、足元を見れば下駄の天を竹で編んだ草履下駄にパンダが刺繍されたものを履いていて、白足袋ではなくて色が付いた足袋を履いていることにも驚きがあるのではないかな~
それも足袋の底が白でなくて帯地の色に合わせた「青」であることが分かったら、きものマニアの着こなしに、ファンションある感性を感じ取っていただけるに違いありません。
【「いろ足袋」を近々発表!】
特に「いろ足袋」は4月いっぴから当店のオリジナル新商品として発表させていただく品となります。
画像の品は白藤色の綿素材に足袋底を青で組み合わせて誂えた4枚コハゼ足袋て、いろ足袋のカラーは9色用意し、底は白を入れて5色展開させていただきます。
いろ足袋の開発に入った当初は、男性物として発表させていただくつもりでいましたが、色によっては女性物としてお洒落感を感じるところがあり、足のサイズを21㎝から28㎝までとして対応させていただくこととしました。
更に新しい提案として、お部屋の室内履きとして、靴下のような軽い感じで、いろ足袋の活用を広めていけたらと考えているんですね~
となればお洒落な下駄との組み合わせで外出できるファションも考えていまして、当店の看板商品となっている「ヒール下駄」との組み合わせも提案できればと思っています。
新商品だけに使うシーンを一つ一つプレゼンできればとかんがえてますが、取りあえずオンラインショップからの対応も含めて考えて、9色のいろ足袋を今月の月末に発表させていただきます。
前回の加賀染め足袋と同じで、足のサイズをお聞きしてから誂える足袋であることを承知しておいてください。
お値段も含めてホームページに発表となるのは、今月中かと思っています。
楽しみにしていてください。
そして明日は石川県和装振興会の事業として推し進めている「十三詣り」の日で、メンバーは金沢市天徳院にて裏方の仕事をサポートすることとなっています。
なので明日の店の開店は午後2時頃になりそうです。
ご迷惑を掛けることとなりますが、どうかご理解をいただきますようお願い申し上げます。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。