仕事ばかりしていている私はテレビを見ることが少なく、録画していた映画などを好きな時間に見るみるようにしています。
そうした中で、最近はまっているのが、NHKの衛星放送番組で、「駅ピアノ」「街角ピアノ」「空港ピアノ」という、世界の空港・駅・街角に置かれている「ピアノ」に、通りすがりの人が思い思いの曲を演奏している様子を集めた番組がありまして、それが一番のお気に入りとなっています。
今朝も録画してあったイタリアの何処だったかな～ 「空港ピアノ」見させていただきましたが、飛行場の出発ロビーになるのかな～
一台のピアノから演奏者の人生が浮かび上がって見えて、まさに一期一会の瞬間を居合わせた人達と共有している様子がとっても素敵なんですね～
そこに私がよく知る曲が流れようものなら“ノリノリ”で演奏が終ると、誰もいない茶の間で拍手を送っています。
そして思うことは、人の数だけ私の知らない人生があって、音楽に助けられていることを語る演奏者の言葉を聞いていると、自分も頑張らなくてはいけないと思えてくるんですね～
音楽の力って凄いです。
その番組を似たことのない人は、是非ご覧になって見てください。
今日も録画しているので目覚めたときに見たいと思っていますが、このようにして外部から力をいただいて、元気をいただいています。
そして一日は終ろうとしているときに、今日を振り返りながらブログ記事を書くことが日課となっていまして、その足跡が様々な県から問い合わせが入って来たりして、この仕事への明るい未来を感じ取らせていただいています。
さて今日は夏本番を目の前にして、夏物の代表的な着物といえる「小千谷ちぢみを」をコーディネートさせていただきました。
【蝉の羽根した小千谷ちぢみをコーディネート】
その画像がこちらになります。
小千谷ちぢみは麻のきものの一種で、そに着心地を“蝉の羽のようだ！”と語っていたお客様がいました。
軽くて通気性の良いきもので、雨が流れる夏に素肌にベタ付かず、最も適した着物ではないかと思っています。
画像はブルークレー系の地色に白と水色の細い縞柄を要したきものに、同じ麻糸で織られた生成ハ寸帯のトンボ柄で纏めさせていただいたものです。
夏の街着となりますが、吹き込んだおオシャレ感を出したくて、風鈴と笹の加賀染め足袋で季節感を強調させてみました。
【トンボ柄の麻ハ寸帯】
合わせたトンボ柄のハ寸帯がとてもリーズナブルで、古典柄の浴衣にも合せていただけるのでお勧めです。
ここでは優しくまとめさせていただきましたが、紺系の着物に合わせるとメリハリのある着こなしとなることでしょう。
【夏の装いに個性を加える】
腹に出る模様が空を飛ぶトンボ柄となります。
コーディネートが優しさだけでは物足りないと思えたら、このようなスパイシーなグリーンの三分締めと黒のトンボ玉帯留めで個性を表現して、甘い装いをひとまとめにして「結ぶ」というのはどうでしょう。
何げない夏の装いですが、遊び心が秘められていて“きもの美人”を創り出すことが出来るのではないでしょうか。
好き勝手なことを書いてしまいましたが、参考になれば幸です。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。
