店内は25日からの展示会に向けて商品や備品の大移動が始っていてその整理に追われていました。
ある程度めどが付くと、コーナーごとに新しい商品を売場に入れた展示会の形を作っていかなくてはなりません。
今日は和装小物コーナーを仕上げたくて、「加賀染め足袋」、「いろ足袋」、「刺繍半衿」、「かんざし」、「七五三の髪飾り」など、順番に商品の置き場を考えながらレイアウトしていって、最後に「草履コーナー」に着手。
【こだわりの草履コーナーを準備しました】
今回の展示会では足元のお洒落にもこだわりたくて、新しい草履を揃えましたが、今年始めて防寒草履も売場に出したこともありまして、ぞうりコーナーを広げなくてはなりません。
試行錯誤しながらなんとか収まることが出来ましたが、行き場を失った和装小物が溢れていて、和装小物コーナーの仕上げを明日に持ち越すことに・・・
こんな感じで一つ一つ売場の構成を変えながら仕上げていく訳ですが、そこへお客様がいらっしゃると、店内がカチャカチャになっている状態で接客しなくてはならず申し訳なく思っている次第です。
自店で展示会を開くというのは、とてもエネルギーのいることですが、どの商品も自分の娘だと思って丁寧に仕上げを進めているところです、
そうした中で注文を入れていたゴマアザラシの防寒草履が店に届きましてね~
今日はその商品を紹介させていただきます。
【ゴマアザラシ防寒草履が入荷】
その防寒草履がこの2点になります。
]横巻きがシルバーの合皮でから仕上げた品と、横巻きもアザラシの毛皮で仕上げた品です。
横巻きとは草履台の側面のことをいいますが、雨や雪が多い地域は横巻きが合皮になっていると安心が買えることもあって、雪国も北陸に合っているのかもしれないが、お洒落にこだわる人はオールアザラシの草履を選ばれます。
私の店は10年以上前からアザラシの草履を取り扱っていますが、国内で取り扱える量が限られていることもあるのか、毎年仕入れ値が高くなっていまして、昨年は驚く値だったもので始めて仕入れを見送りました。
しかし今年は東京で始めて秋冬物の展示会を11月22日・23日の二日間を予定していまして、過去の累計から関東方面の方からの注文が多く入ることから、昨年よりも仕入れ値が上がってましたが、思い切って用意しました。
担当者の話では、アザラシ草履はM寸だと草履のフードに厚みはあることもあるのか小さいと声があり、かかとが草履台から出ない方がいいとのアドバイスを受けて、2足ともL寸で注文させていただきました。
底は亀甲のスベル留スパイク使用となってまして、濡れた路面でも気持ち良くい履いていただけるかと思っています。
気になるのはお値段ですが、始めて取り扱ったときは6万円代だったと記憶していますが、それが倍以上になってまして、横巻きが合皮となるもので、税込み価格が110,000円でオールアザラシは118,000円のお値段を付けさせていただきました。
仮の昨年の仕入れてそれが在庫としてあったなら10万円以内で紹介できかもしれませんが、こんなに値上がるするとは思っていなかっただけに心苦しく思っています。
今年は仕入先に20足に満たない量しか入荷がなくて、L寸は4・5足しかなかったように記憶していますが、希少価値の高い防寒草履だけに大切にしたいです。
ここからはそれぞれにいろんな角度か画像を納めたので改めのご覧下さい。
【横巻きシルバー合皮・他アザラシ】
【オールアザラシ】
今年はこれで入荷がないかと思えるので、感心をお持ちでしたら連絡ください。
明日も地味な作業となりそうですが、頑張って商品整理に当たりたいと思っています。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい