◆
今日は少し変わった商品を紹介してみましよう・・・
写真にアップした訶梨勒(かりろく)というものです。
さて、これはなんでしょう・・・
すっかりクイズみたいになりましたが匂い袋の一種。
訶梨勒(かりろく)は北インド産の薬用の乾果で、その発生する芳香は、邪気を払い悪疫を防ぎ虫除けにも効果があるといわれています。
この実を紐飾りの錦の袋に入れて、古く室町時代より書院飾りとして使用されて来ました。
お座敷の柱飾りや玄関などでご使用いただくと自然とゆかしい香りがお部屋に漂うことでしょう。
この商品には上記の説明書きが添えられてありますが、シルクロードでインドから日本に伝わり、匂い袋になったと聞いています。
これが訶梨勒(かりろく)の実の種で、匂い袋と形が似ているでしょう・・・
厄除けの意味もある訶梨勒ですが、ひも飾りの結び方や錦袋の素材でお値段が変わります。
ここで紹介している商品は絹を使用していて、¥21、000の品です。(長さは約39㎝)
初めてこの商品を取り上げた時(10年近く前)は、ほとんどの方が「訶梨勒」という商品を知らなくてね~
自慢げに説明をしていたことを思い出しますが、この「訶梨勒」がなかなかいいんですね~
上品で格調があり、香りが心を静めてくれます。
お部屋のインテリアや、玄関の飾り物として、楽しんでみてください。
そうそう、新築のお祝いなどにも気が効いていて、いいかもしれませんね。
またまた店頭に新しい看板が立ちました。
かんざしや草履・バッグなどの和装品を中心として、「春の装い」を特集したいと考え、作ってみました。
京都で選んできた小物も入荷し、店内でクローズアップする売り場作りが始まったところです。
その中から幾つか紹介したかったのですが、時間の都合上、日を改めてアップしたいと思っています。
季節の変わり目は商品の入れ替えもあって、なんと忙しいことでしょう・・・
ワクワクする春物の売り場を作り上げ、来店されたお客様に楽しんでもらいたいです。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







