♥ 今日はマニアックな商品を商品を紹介してみましょう。
着物関係の品ではないため退屈かもしれませんが、雑学として知っておかれてもいいかと思うもので最後までお付き合いください。
紹介したいのはこちらの商品です。
直径が5㎝くらいの円形で、紫の組紐に瓢箪(ひょうたん)の値付けらしきものがついたもので、厚みが1,7㎝近くあるでしょうか。
片側がネジを回すようにして蓋を開けて、その中に何かを入れて持ち歩く物なんですよ。
材質は左から桜、黒檀(こくたん)・紫檀(したん)の順に並んでいますが、この正体は何だと思われますか?
実はお香の分野で取り扱っている「塗香入れ」(ずこういれ)というものなんですよ。
使い方はこの映像にある香りを放つ「塗香」という粉のようなものを先ほどの容器に入れて使うもので、この塗香を「きよめ香」とも呼ぶそうです。
寺院や神社に参拝される前に、また写経する前に手のひらなどに付けて、精神を清めるために使うようですが、香りが匂い袋に使う香りとは違い凛とした香りを放っています。
この香りを届けられないのが残念なんですが、店ではご自身の香り付けとして買って帰られる方もいらっしゃいます。
特に汗ばむような日には、香水のような役割を果たしてくれるのかもしれませんね。
使い方は、側面に一か所、直径4ミリくらいの穴が開いていて、体を清めたいときに、押さえとなっている蓋を抜いて手のひらに降ると香りの粉が出てくる仕掛けになっています。
塗香入れは蓋も票蘭の根付けも同じ材質を使っていて、瓢箪は縁起物の飾りと思っていただいたいいかと思います。
先ほどまで使っていたペンを目の前に置いて、コンパクトな大きさであることを映像に納めたものですが、バックに忍ばせておいて、旅先どで使われてもよろしいのではないでしょうか?
この商品は男女に問わず興味を持たれた方がお求めになっていらっしゃることも一言付け加えておきます。
お値段は桜の塗香入れが税込2,160円で、黒檀・紫檀は共に3,024円となります。
極上のきよめ香、塗香上品の香りは540円(映像では左側)で、極品は1,080(右側)です。
見かけることがない商品だけに、目にされたお客様は何なのかをお尋ねになられますが、面白味を感じられた方は手にされております。
どうか参考にされてみてください。
ところで、大型連休が終わろうとしていますが、お天気にも恵まれて休暇を満喫することができたのではないかと思いますが、私の店は、行楽日和に屈してしまい不振に終わってしまいました。
自信を失くしてしまって、ブルーになる気持ちを案内状作りに向けて踏み止まった感じでしたが、5月のゴールデンウィークとまったく同じ現象で、店を開けている意味がないくらいに少ない来客でした。
観光地は多くの人で賑わったようですが、この違いは「何なの・・・?」と、口説きたくなります。
お盆が過ぎて夏が終わり、シルバーウィークも終わったことだし、これからの袷時期が勝負時です。
着物に対してもう少し目を向けてくれる気がするので、めげずに頑張らなくてはなりません。
そのためにも新しい商品とその魅力を情報として外に出すことが鍵ではないかと考えていますが、販促に対する能力が乏しくて悪戦苦闘しております。
取りあえず10月の販促物を一つ準備することができたのでホットしていますが、引き続いて情報紙「あ・うん」の制作が待っていて気が休まりません。
一つひとつ、飛び越えたかと思うと、またもや目の前にハードルがあって、障害のない道に巡り合ったことがありませんが、これが人生であり志のある人に付いて廻る商売の道なんでしょうね~
気力と根気がないと進めない道だけに、小さくても夢を持たないと踏み出せないのかもしれませんね。
今日はラグビーのワールドカップで金星を取った日本がスコットランドと戦う日で、今晩のテレビ中継を見て元気をもらいたいと思っているところです。
実は私も高校時にラグビーをしていて、3年生の時に国体選抜チームに選ばれたことがありましてね~
その時は補欠選挙でしたが、格闘技のようなスポーツを知っているだけに、体が小さいと言われ続け来た日本の選手と優勝候補の南アフリカ戦の戦いに感動させられました。
特にノーサイド直前に同点にできる状況の中で、あえてゴールを取りに行った勇気にしびれるものがありましたが、今日はしっかりこの目で日本チームの魂の叫びを見届けたいと思っています。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。