来週22日(金)からの「秋の東京展」に向けての準備を進めているところですが、持ち出したい商品がいろいろあって、荷物の量が春の東京展より多くなっています。
秋の東京展は始めてとあって品揃えが今年5月に開催したときとは変り、長羽織やコートに出来る品を少し増やしてみました。
ひと昔前は着物地より生地の長さが短い「羽尺」という品があり、その羽尺から道行きコートや羽織を作らせていただいていましたが、コート丈や羽織丈が長くなったことから、羽尺という商品が作られなくなって、近年は着物地からコートや長羽織を仕立てるようになっています。
【永治屋清左衛門の着物地】
こちらの画像に写る着物地は永治屋清左衛門の織りの着尺となりなすが、このような着物地からコートや長羽織をお仕立てさせていただいています。
左柄の黒っぽい更紗柄は袷の小紋として活用することができますが、これを長羽織としてお仕立てさせていただくこともできます。
右側のエメラルドグリーの着物地は透け感の単衣物となりますが、こちらの生地から単衣道中着や長羽織に仕立てたりもしております。
【絞りと刺繍をあしらった羽織り物】
こちらは長羽織や道中着のどちらかを選択して仕立てる羽織物になります。
全体に模様が入っている小紋柄とは違っていて品の良さがあるものです。
模様は松葉入り吹き寄せとなっていまし、絞りを加えた箇所に刺繍を加えてまして、訪問着や付下げにも合せていただけますし、紬や小紋などにのカジュアル着にも対応出来るものです。
また、前月の神無月の会で発表させていただいた背縫いが単衣仕立ての長羽織などの東京展に出品させていただきます。
北陸地方とは違って都内近郊にお住まいの方は車での移動が少なく、電車を活用されてることが多いかと思われます。
そのような場合に長羽織やコートは必需品となるのではないでしょうか。
【共生地でのオーダーメード羽織紐】
長羽織にお仕立てをさせていただいたときに余り生地が出るので、その生地からオーダーメイドで羽織紐を作らせていただいています。
加工費は税込み価格¥8,800となりますが、このような羽織紐に興味をお持ちでしたら、羽織紐の加工も受けております。
期間は一月近くかかりますが、今回の東京展に生地をお持ちいただけたら承らせていただきますので気軽に相談ください。
秋の東京展は近くなっていて気持が落ち着きませんが、背伸びしないでお客様とお話しが出来ればと思っています。なので気軽に相談ください。
分かりやすく記事を書くことができませんでしたが今日はこれで終らせていただきます。
では、お休みなさい。