◆
朝から来客の多い日で、ようやくこの時間になって静かになりました。
なんといっていいのか・・・有難いですね~
久し振りに空が晴れ渡り、清々しい週末になりました。
店の周りの田園地帯も、穏やかさを取り戻し、ゴールデンウィークの田植えを待つばかりです。
都会にお住まいの方には、高層ビルがなにひとつなく、田舎って感じがするでしょ・・・
住めば都で、空気は美味しいし、道路が渋滞することもありません。
道のわきには黄色い菜の花が咲き、風がなでるようにして吹き抜けて行きます。
桜から菜の花、その次はアジサイかな~
自然の中で育つ、草木の営みをこうして楽しませてもらっています。
いいところですよ・・・。
4月20日を過ぎると、注文しておいた浴衣が少しずつ入荷しはじめます。
今日は先日仕入れた加賀染の浴衣が店に届きました。
加賀染浴衣といえば、加賀小紋の第一人者である坂口幸市とその息子さんが染め上げたもので、今年は綿絽以外に綿麻素材の物も揃えてみました。
ここにアップした商品が綿麻素材の夏きもの(浴衣)になります。
毎年加賀染浴衣を仕入れていますが、これまで使っていなかった水色(左)とグリーン(右)の色に新鮮さを感じております。
日本列島から寒さが抜けきっていないので、皆さんにはピンとこないかもしれませんが、私は、夏の着物としてもお召しになれる浴衣に魅力を感じています。
いずれ、きちんとしたコーディネートでアップすると思いますが、水面下で浴衣が騒ぎ始める季節になりました。
これから浴衣に関した情報をさまざまな角度から伝えることができればと考えています。
どうかご期待ください。
ところで、先程東京から電話が入りました。
別注で麻暖簾を染め、昨日、東京の依頼者に送り届けた方でした。
ここにアップした写真がその方のご注文品で、幅が72㎝丈が160㎝の蓮の柄の手描き麻暖簾です。
今日の夜8時頃に注文品の出来栄えにご不満な点がないか・・・
そのような用件で、お電話を入れたのですが、帰宅したばかりで、まだ見ていないとの事だったもので、気がかりなことがあれば、お電話をいただきたいと申し上げてお話を終えました。
そして、22時15分の電話です。
「東京の〇〇ですが、お休みではなかったでしょうか・・・」
「想像していた以上に立体感があり、とても気に入りました」
「とても感激して、暖簾を下げて30分近く眺めていました」などなど、とても喜んでいただけたご様子電話から伝わってきて、お仕事をさせてもらって良かったな~と、私までもが感激してしまいました。
このようなお電話をいただくと、本当に嬉しいです。
またもや、この仕事で良かった~・・・と確認させてもたった瞬間でした。
ありがとうございました。