妻の月命日に打ち明けたい事とは・・・/店主の呟き

【妻の月命日】 店主のひとりごと

寒波に悩まされた二月が本日を持って幕を閉じました。

相手が自然とあっては受け入れるしかありませんが、ネットからの相談は今年度に入ってから増えていまして、冬場対策として取り組んだオンラインショップからの提案であったり、SNSの効果はそれなりにあってのではないかと思っています。

それでも厳しい状況下にあることは確かで、ボヤボヤしていたら、きもの愛好家の記憶から忘れ去られてしまうかもしれません。

なんとなく一日を消化するのではなく、三月後、半年後、一年後のビジョンを持って、どう組み立てて行ったらいいかを考え、踏む出す道を探って行くことが私の仕事だと思っています。

その背中を押す者が私の周りには誰もいないので、心の管理が難しい訳ですが、なんとかなっているから不思議です。

妻がいてくれたならと思うことは少なくないが、山あり谷ありの経験を重ねてきたことが、この年になると強みとなつているのかもしてません。

明日から三月が始りますが、これまでに学習したことを“ふるいにかけて”納得できる道を選択したいと思っていますが、その前に妻にこの二月を報告しておかなければなりません。

【雪すかしをしての月命日の墓参り】

雪すかしをしての墓参り

店を手伝ってくれている娘を連れて妻の元へ行ってみると大地が雪で覆われていて、足を踏み入れることができません。

車に積んでいたスコップを下ろして足元の雪すかしをしながら娘をエスコート。

娘がこの道の先の右側に立って掃除をしている姿が見て取れるかと思いますが、天気が晴れていて良かったです。

【妻の月命日】

【妻の月命日】

私たちは思い思いに手を合せて妻に語りかけていましたが、17年という月日が過ぎて妻がどのように思っているかを知りたいです。

アニメの世界ならここに妻が現われるのでしょうか、心の中で呟く声が聞こえてまいります。

「信じる道を進みなさい・・・」と語っているかのようで、自分を納得させているだけのことなのに、それが妻の声になって聞こえるから不思議です。

そして最後に重大な報告が・・・

一年近く前から妻と話をしていたので、分かってくれていたと思いますが、私生活に置いて新しい道を踏み出した日だったのです。

【福島家の地鎮祭】

福島家の地鎮祭

それがこちら映像です。

この年で新居を建てようとしていて、今日が地鎮祭だったんですね~

この決断は私のわがままでしかありませんが、妻と買い求めた現在の住宅が築43年近く過ぎていて、痛みが激しくてね~

改築という選択肢や立て替えという選択肢もあったのですが、依頼した建築会社がお隣の町内の区画整理した土地を持っていまして、現在の家を売却して、新しい土地で再出発することを決めたのです。

現在住んでいる土地よりも小さくなりますが、一人暮らしと云うことで決断しました。

これまで黙っていたのは、この話をお客様や仕入先の担当者に話と、生き方の物差しを持って言葉が返ってくることが想像できたからです。

というのは自分がどれだけ生きられるかという物差しがあって、この時間と投資額を天秤の乗せたときに、合理性が乏しくて、数年で病院や施設のお世話になるなるかもしれません。

3人の子ども達はそれぞれに注文住宅を手にしていまして、健康で長生きができなかったら「もったいない」という答えに導かれてしまいます。

そんな迷いを現在も引きずっていて、ここに現状を知った人たちからの意見が耳に入ると、自分が制御できなくなるきがして、これまでに信頼できる友達に話をしたかな~

それくらいで、今日のことも記事にしたくなかったのですが、これからこのブログの建築中の話題が出てくることが考えられたもので、地鎮祭となった日に記事とさせていただいた次第です。

ここには私の身の振り方として複雑な問題が絡んでいまして、考え出したら重圧しかありませんが、こうして踏み出したので、重圧に背中を向けもう一度夢を見ることとしました。

単純男で遠くから妻が呆れ顔で見ていると思うが、貴女のそばに行くのは20年から30年先になるかもしれませんね。

どうか私の気持を分かってください。

それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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