東京日本橋で開く「東京展」の準備で慌ただしくしていますが、少し前に娘と加賀小紋を染めている「坂口工房」にお邪魔して「加賀染古代型夏衣」を当店のオリジナル品として、古代型を選ぶことから始め地色も店が指定した色で染めていただいた8反が店の届きまし
【当店オリジナルの加賀染古代型夏衣が店の届く】

染め上がりをとても心配していましたが、東京展で発表させていただくつもりでいたので、まにあってホッとしました。
店ではこの商品を加賀染め綿絽浴衣と呼んでいますが、これまでとは違った雰囲気のご当地の綿絽浴衣を作るつもりでいたので、マズマズの仕上がりではないでしょうか。
大正時代から昭和初期の型紙を幾つかセレクトしたこともありまして模様がユニークでしょう。
これで東京展に持っていくことができます。
こちらの8反のお値段は、材料費や生地の値上がりもありまして、お値段を少し上げさせていただきました。
税込み価格¥68,200とさせていただきます。
何処にもないオンリーワンの夏衣なので、夏きものとしてお召にならされる素敵ではないかな~
【加賀小紋の染師「坂口章裕氏」も夏衣をコーディネート】

染上がったばかりの夏頃をこんな感じでコーディネートさせていただきました。
初夏の装いとして蛍模様の東京友禅の染帯で合わせた画像ですが、お洒落な組み合わせとなったと思いませんか?
中高年層の装いとなりましたが、風情が感じられて素敵でしょう・・・。
【加賀染古代型夏衣の蛍模様の帯でコーディネート】

画像を大きくしてみました。
綿絽の生地に繊細に染められているから、正絹の名古屋帯を持ってきてもバランスの取れたコーディネートになるのでしょう。
こちらの夏衣のお仕立ては店の和裁士さんでさせていただきますが、そのお仕立て代は税込み価格14,300円となります。
東京まで持っていくので興味を持たれる方は展示会の足を運んでみてください。
そして今回の展示会は卯月の会でとても評判が良かった「永治屋清左衛門」のきものが入るために、会場の広さを考えて加賀友禅の出品はこちらの3点だけとさせていただきます。
【加賀友禅単衣訪問着/毎田健治作】

毎田健治さんの単衣用の生地で染めた訪問着と、
【加賀友禅訪問着/中町博志作】

中町博志さんの訪問着に、
【加賀友禅訪問着/由水十久作】

二代目由水十久さんの訪問着3点となります。
【作品名/フルート協奏曲】

由水さんの作品名は「ブルーと協奏曲」となりますが、由水さんの作品としてはアッサリした訪問着かと思っています。
16日(金)・17日(土)の二日間に限りますが、展示会場内でご覧になれるので興味をお持ちでしたら足を運んでみてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。
そうそう・・・。
明日は町内の草刈りの日であることを忘れていました。
天気が心配です。