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これは古布で作られたうさぎの香袋。
匂い袋ともいって、この中に香を放つ粉のようなものを入れて楽しむものです。
ちょうど来年が「卯年」でもあり、この顔を看板の文字として使えないかと考え、あえて提げる紐を隠し、撮った写真をここにアップしてみました。
そして、その看板が店頭に立ちました。
卯年「招福卯展」うさぎが勢揃いです。
この文字と写真の取り合わせに自己満足している私ですが、10月22日(金)からの「神無月展」に、お正月飾りを含めた、うさぎ関係の和雑貨を一堂に発表したいと考えてのことです。
なので、このような形で「のろし」を上げてみました。
店内の和雑貨コーナーは何処を見てもうさぎ、言い過ぎかもしれませんが、「うさぎの専門店」になっています。
面白いものが沢山あると思っているので、和に興味がある方は是非覗いてみてください。
それと、「うさぎ」がどうして縁起物といわれているかをご紹介しておきましょう・・・
ー縁起うさぎー
耳の長いうさぎさんは人の話を注意深く聞いて、情報を的確にキャッチ。その後はぴょんぴょん跳ねてツキを呼ぶ。赤い目には厄除けの力が宿り、前にしか進まないことから良い方向に発展する動物とされています。
信じるか否かは人それぞれでしょうが、信じることで前向きに考えられる「気が宿る」ようであれば、そのことが「縁起うさぎ」になるのではないでしょうか。
理屈めいたことをいっていますが、単純に可愛いのが心を和ませてくれて、ストレスを緩和させてくれるのでは・・・
そして今回の神無月展では新しい着物や帯もバージョンアップしてご紹介致します。
今回は「石川県で生まれた着物たち」が一つのテーマになっていて、ご当地の加賀友禅と牛首紬に士乎路(しおじ)紬の品揃えを増やし、新しい提案が出来ればと考えてます。
そして先染めの伝統的な織り物「牛首紬の縞」が入荷致しました。
牛首紬の中でも織り物の縞が最も生産が少なく、ほとんどが白生地から染めた後染めの小紋や訪問着になった牛首紬が多く作り出されています。
私は昔から受け継がれている、糸から染めた先染めの織り物が好きでしてね~・・・「神無月展」の場でご紹介したいと考えています。
そんなことを言っている間にも、牛首紬をお正月の着物としてコーディネートしてみました。
帯は絞り染めのうさぎ柄です。
クリーン地の渋い色合いの牛首紬ですが、帯の色合いでしょうか このような帯を乗せると、若さが出て可愛いでしょ・・・
紅梅と白うさぎで紅白になりお目出度い、それに「うさぎ年」ということもあっておしゃれな合わせ方だと思います。
こんな感じで「神無月展」ではおしゃれなコーディネートを提案したいと、日々準備に追われています。
明日は畳を入れて売り場を広げる予定で、これから売り場が出来上がるまでの気力勝負。
ブログ投稿が負担になる日が続くことでしょう・・・
どうか温かい目で応援をいただければ嬉しく思います。
展示会を前にしてお話をしたいことがいっぱいありますが、今日はこれくらいにして終わることに致します。
それではお休みなさい。
コメント
福井市の駅前で主人とお店をしています
先日 商工会議所であった ドモドモコーポレーションの方の
セミナーに参加してから ふくしまさんのブログを知りました
私はパソコンを本格的に始めて 一年目 ブログもまだ
始めたばかり。。。
販促になるかどうか。。。
着物はほとんど 着る機会がありませんが 大好きです
楽しみに見ながら また色々勉強にもさせて頂いてます
はじめまして今川さん・・・
パソコンを始めたばかりだと、いろいろとご苦労も多いことだとお察し致します。
私の経験から言わせていただければ、一心に願い行動することだと思います。
後に付いてくるご褒美が、いつか必ず訪れます。
どうかチャレンジすることを忘れないで夢を近づけてください。
温かい お言葉ありがとうございました
毎日が なかなか出来ない日々ですが
焦らずに頑張ってみます。