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自分なりに上品にまとめることができた着物コーディネートをアップしてみました。
どうですか・・・とっても素敵でしょ・・・
来る22日(金)から4日間、神無月展でご紹介したいと考えている「石川県で生まれた着物たち」の中から店のPRも兼ねてアップしてみました。
着物は牛首紬の後染めをした小紋。
グリーン系の色に、あっさりとした幾何学模様、多くを語らない色彩に凛とした女性の魅力を感じます。
そして合わせた帯が加賀友禅の染め帯。
加賀友禅作家の由水煌人(ゆうすいあきと)描かれた、瓢箪(ひょうたん)の花器に生けられた椿で、帯の地色は銀鼠(ぎんねず)。
静かな合わせ方だけに品の良さを感じます。
本物といわれる品は、語らずとも伝わるものがあるから不思議ですね・・・
私は赤い椿の花が全てを語っているような気がしますが、このような着こなしを茶席や美術館など、美のある世界で見かけたら、私などはギブアップ状態で、その魅力に取りつかれることでしょう・・・
正面も帯締め帯揚げの色を入れてコーディネートしてみました。
ここにも静けさを持って来た方が上品です。
私の表現する静かさとは、強烈な色を使わず、なおかつ多色使いでないことです。
着物も帯も石川県で作られたものですが、加賀百万石らしい奥床しさがあるでしょう。
神無月展で、その魅力をお伝えできればと考えているので、是非覗いてみてください。
今日から店の器具や備品、そして商品を動かしながら展示会の設営準備に入りました。
数日間、地味な仕事に気が遠くなりますが、このプロセスを終えないと展示会を開催することが出来ません。
気力を振り絞って明日も頑張りたいと考えています。
昨日から夜の肌寒さを感じていますが、どうか体調管理には気を配り秋を満喫してください。
長女は友達3人で5キロマラソンに出場するといっていましたが、大丈夫なんでしょうか。
それでは皆さんお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







