今月も残すところ後4日。9月の店作りに向けて店内の模様替えが続いていますが、今年は記録的な暑さが続いていることもあるのか、夏物の動きがいいんですね~
暑さの厳しい日が続いているからきもの離れが起きているという味方をするのが私たち業界人の見方ですが、夏が涼しくてもきものを楽しもうとしない人は多数派としている訳で、真夏でもきものを必要としていて、猛暑日だから着ないという訳ではなさそうです。
むしろ夏の期間が長くなっていることから、”もう一枚くらいあってもいいかもしれない”。
そんな考え方に変化している感じがしますが、しかし正絹の夏物の生産が激減していることから、お客様にお勧めする商品が少なくなっていましてね~
そこで、お客様に心が動く商品との出会いがあったときは、思い切って自分のものにされることをお勧めしているんです。
それがいい結果に結びついているのでしょう。
今日も夏物のお嫁入りがありまして、本当に有難く思っております。
店の顔を出してくれる仕入先に話によると、この暑さで商売にならないそうですが、私は気持の問題だと思っていて、商いに繋げたいと思う気持があれば、気候なんてまったく関係がなくて、熱い気持をどれだけ持てるかにかかっている感じがします。
店は日に日に秋へと向っていて、目に付くのは、店内のどれだけの月が存在しているかを数えてみると、なんと「15個」の月が顔を出していましてね~
凄い数のお月さんだと思いませんか。
店のお越しになった方の中で、お月さんの数を15個確認することができたなら、粗品をプレザントさせていただきま。
【秋の月夜を着物と音楽で楽しむきものコーディネート】

こちらのコーディネート秋の月夜をきものと音楽で楽しむ夜をコーディネートさせていただいたもので、奥には化繊の小風呂敷を十五夜のタペストリーとして提案しています。、
月を見ながら奏でるバイオリンの音色に夢心地。その瞬間をきもので楽しめたら素敵でしょうね~
秋を感じさせられるシンプルなコーディネートかと思ってますが、夏とは違った日本の風情を夜空の「月」と「楽器」と「着物」で味わっていただけたら天にも昇る気持になることでしょう。
ちなみにお今年の十五夜は10月6日の月曜日です。
きもの日和のいい時期なのできもので十五夜を味わって見てください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。