数日前に県外の方から昨年のブログ記事より夏帯と牛首紬の商品の問い合わせをいただきましてね~
牛首紬は地元で作られているので対応できる商品だったのですが、夏帯がお嫁入りしていまして、同じ商品があるかもしれないと思って、仕入先に訪ねていたのですが完売していまして対応ができないとのこと。
明日お電話を入れたいと思っていますが、問い合わせをいただいた牛首紬は手元にあることから、改めて紹介させていてだけたらと思っています。
相談者の目に留った牛首紬はこちらになります。
【先染め牛首紬を辻が花の帯でコーディネート】

その牛首紬がこちらになります。
着物に合せた辻が花の帯は画像にあった品ではありませんが、着物だけでは物足りなく思うところがありまして、辻が花作家・森健持氏の辻が花の帯でコーディネートさせていただきました。
着物は裏地を付けて袷物としても着られますが、裏地が付かない単衣の着物としてもお召いただける品です。
やさしい色合いの縞柄で、帯が合わせやすいのではないかと思っております。
【帯締め帯揚げを入れてコーディネート】

このような機会をいただけたので、帯締め帯揚を入れてコーディネートさせていただきました。
甘い香りを残した着物と帯のコーディメートに帯締めの色でパンチを効かせることに・・・
帯締め帯揚げはお召になる方の好みなので参考にされてください。
相談者と電話で少しお話をしていて、地元の呉服店さんの展示会で牛首紬をご覧にならせたそうです。
お値段が高くて困惑するところがあったようですが、地元で織っている強みもあって、求めになりやすい価格になっていることお話しさせていただいたのですが、その販売価格を記事に書き込むことは控えさせていただきます。
というのは牛首紬を販売させている呉服店さんが多くありまして、販売価格を表示するとなれば、多くの同業者さんに迷惑を掛けてしまうだけでなく、製造元にも迷惑を掛けてしまいます。
なので、この先はご相談者とお電話でお話をさせていただけたらと考えています。
他にもよく似た色合いの先染め牛首紬があったもので、こちらのきものにも帯を合わせてみました。
【先染め牛首紬を刺繍帯でコーディネート】

そのコーディネートがこちらになります。
縞柄が縞が太くなっていまして、あえて個性的な帯で組み合わせてみました。
黒地に帽子と月を刺繍とパッチワークにて表現した帯で、ルネ・マグリット(1898~1967)の作品より月と山高帽子を帯にしたものです。
【帯締め帯揚げを入れてコーディネート】

そして帯締め帯揚げを入れてコーディネート。
着物と帯をモノトーンで合せた感じがしたので、甘みのある色の帯締めでまとめてみました。
帯締め色の使い方が少し変わっているかと思い生ますが、面白みがあって悪く無いと思ってます。
もう少し言葉を添えるべきでしたが、上手くまとめることができなくてゴメンナサイ。
取り合わす明日ご相談者に電話を入れたいと思ってますが、どうなることでしょう・・・。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。