古典柄の付下げから見えてくる和装業界の未来/クリスマス落語会に想いを寄せる

古典柄付下げ/上前の模様 着物/きもの/帯

今日は忙しくもなくてのんびりさせていただきました。

いつも気忙しくしているもので、たまにもいいかと思ったりもしますが、自分らしくない感じがして少し罪悪感を持ちながらいました。

11月も残り3日です。

現在は12月7日(日)に開催する「クリスマス落語会」に向けての準備と参加者の声かけに気持が向いていまして、人集めの難しさを感じています。

店としてはこの着物の集いが今年最後の企画となりますが、一つ一つ掲げた目標に向って踏み出せたことは、他店との差別化を図る要因に繋がっているのかもしれません。

成果の部分から考えたなら、心が折れるような結果に終わった企画もありましたが、お客様と共の着物を着る場を作るという「きものの集い」は、どれも参加者に喜んでいただけたのではないかと思っています。

その締めくくりの会がクリスマス落語会で吉本興業から月亭方気さんという落語家をお呼びして多いに笑って今年一年の出来事をハッピーエンドで終らせていただけたらと考えています。

その後に懐石料理を召し上がっていただいて、楽しいゲームなどを考えてまして、お客様との懇親を深める場にしたいといろいろ考えているところです。

参加者の募集が12月3日までとさせていただきますが、誰でも参加していただけるクリスマス落語会なので興味をお持ちでしたら連絡ください。

そして同時進行で、来年の4月頃までの企画を考え始めていていまして、まず先に、雪が降る季節の店作りについて12月の京都出張にてプランを練りたいと考えている私です。

果てしなく続くのが商いの道で、新しいことにもチャレンジ出来る店でありたいし、この先も温かい目にで見守っていただけたら嬉しく思います。

【古典柄付下げ】

古典柄付下げ

新しい年が一月余りで訪れようとしていて、習いごとをしていらっしゃる方は付下げや訪問着をお召になって新年を迎えられるのではないでしょうか。

そのような席に古典柄の付下げお似合いかと思っていまして、この11月は付下げを紹介させていただいています。

【付下げの上前の模様】

付下げの上前の模様

ことらは京友禅の付下げで、品格を兼ね備えて付下げといえるでしょう。

古典柄というものは流行に左右されないので、習いごとをしていらっしゃる方にふさわしい着物と云えます。

街着の着物ではないのでお見立てに気を使いますが、このような古典柄を染める職人さんがの若手が60代と聞いておりまして、数年後には作れなくなる話を仕入れ先の担当者がしていました。

信じられない話ですが現実に起きていることです。

記事を書く度にこのような話をしていますが、日本のきものはこの先どうなっていくのかが案じられます。

上手く纏めることが出来ませんでしたが、私達がもっと頑張らないと伝統の技が消えていくことになるのでしょう。

中途半端な記事になりましたが今日はこれで終らせていただきます。

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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