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今日は会計士さんから決算報告の日。
この時は、所長さんも担当者の方と共にお越しになり、今後の展望とか、店の在り方などを話をする訳ですが、現在の店作りや品揃えなどを大変褒めてくださいましてね~
金沢の中心地で勝負できるだけの材料が充分揃っている。
空きテナントも多いことだし、人が集まる場所にこの店を移転したら・・・
売り上げも伸び、新しい人との出会いも増えると思う。
商売というものは人が多いところで店作りをすることが有利に働く。
だから、金沢に出ることを勧めたい。
なんと有難い提案でしょう・・・。
しかし今の私に、新しい環境で勝負できるだけの力があるとは思っていません。
それに私をサポートしてくれる良き理解者もいないため、自身の負担を考えると、大海に飛び出すだけの勇気がないというのが今の心境です。
積極的な経営者とはいえないのかもしれませんが、この店で出会ったお客様は私の大きな財産だと考えています。
現在の環境を大切にし、コツコツと積み上げて行くことが自分らしいのかも・・・。
自分の本根は何処になるのだろう~
このままでいいのか、それとも大きな店にしたいのか。
しばらく考えてしまった私でした。
今日は大柄の模様をコーディネートしてみました。
辻が花の小紋なんですが、これだけ大きな柄だと帯合わせがとても難しくなります。
私は帯に力がないと着物に負けてしまうのではないかと考えています。
それが帯の色なのか、模様の大きさなのか、それとのその逆ので、無地系の帯がいいのか非常に迷うところです。
この帯とのコーディネートは色を重要視して合わせてみました。
お太鼓の模様が着物柄と比較すると若干小さいので、帯が負けている気がしています。
二つの帯を比較すると、合わせ方で着物の表情が変わると思いませんか・・・
それにしても、どちらもエレガンスな香りを放っていますよね~
背丈の高い方がこのような大柄の小紋をお召しになると素敵ではないかな~
最初の帯で帯締めと帯揚げを合わせてみました。
帯と同じで、小物の色合いにも力がないとメリハリが出ません。
なので、帯締めに黄色を、帯揚げは水色をポイントにしてみました。
着物に負けていないでしょう・・・
(帯に入っている黄色を持って見たのですが、少し強かったかな~)
最初に合わせた帯揚げと比較してみてください。
同じ水色でも、色や素材にボリュームが足りていない感じがしませんか・・・。
これも感性の問題ですが、全体に模様が入っている着物に帯や小物を合わせるって、とても難しいことが少しは理解ができたでしょうか・・・
そうそう忘れていました、この辻が花の小紋、25日からの「15万円までの着物や帯の会」に出品する商品です。
参考にしてください。
着物をアップする際には、このようにして、いろんな品と組み合わせながら、納得のいくものをアップしているんですよ。
私の勉強にもなっていますが、気持ちにゆとりがないと、なかなかアップしにくいのが正直なところです。
今日はその水面下の作業を、このような形で紹介してみました。
それでは 今日はこれにて終わりにしたいと思います。