魔法の「傘とアジサイの扉」・そしてお母さんへの手紙

 あれよあれよという間に、5月も半分過てしまいました。

今月頭からスタートした「浴衣商戦」も目に見えるような成果を上げている訳でもなく、静かに日だけが過ぎていきます。

 

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店は母の日が終わったことで、季節を迎え入れる準備が始まりました。

 

 

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とりあえずは店の入り口から・・・・

こてから梅雨が訪れることもあり、傘とアジサイです。

 

スタッフが作ってくれたものですが、明るい感じがとても気に入っています。

 

この扉を開いてお客様が店内へと入ってくる訳で、飾り付けをする度に、魔法の扉であって欲しいと願っています。

 

その願いとは、秒針の動きのように人が次から次へと、この扉からお客様が入ってくる事です。

店内は驚きの発見に笑顔が溢れ、喜びを手にしてお帰りになられる。

 

欲張りな願いだが、「いつかきっと」この夢に近づきたい。

だからこうして緊張を持って仕事が出来るのかもしれませんね。

 

 

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お母さんに会いたくなって、お花を買って行ってまいりました。

彼女にピッタリな「ひまわりに花」です。

 

「お母さん・・・」

お母さんがいないとやっぱり不便です。

早く帰って来てください。

 

叶わぬ話をしていても仕方ないのに、いつもお母さんのことを考えています。

そして、病気を引き寄せた責任が自分にあったのではないかと、今でも自分を責めています。

 

こうして日々の生活を送れるのも、妻をはじめとした多くの人達の助けがあったからで、ヒョットしたら力を貸してくれた人達に負担をかけ、その上に自分が立っているのではないかと考えることがあります。

 

だとしたら感謝の気持ちを、何がしかの形でお返しをすることが大切で、それが出来ているのだろうか・・・

お母さんの生き方が家族に捧げるものであっただけに、何もしてあげられなかったことに後悔を覚えています。

 

だから手を合わせて感謝の気持ちを伝えたい。

「お母さん・・・ありがとう。」

 

この年になると、社会にどれたけ貢献できたのかを考えるようになりましてね~

だからもう少しこの世で頑張ってみます。

 

生きるという事は、死に向かって生きること。

残された時間の中で生きてきた証を残せる人間になれたらと思っています。

どうか見守っていてください。

 

今晩は妻の兄貴の誕生日を祝って、皆で美味しいものを食べに行って来ます。

 

それではさようなら・・・。

 

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