松煙染綿紅梅小紋を単衣の着物として組み合わせる/きもの専門店の在り方を問う

松煙染綿紅梅小紋を単衣の着物としてコーディネート ゆかた/浴衣

蒸し暑くなり始めて、店内にエアコンを入れ始めたのですが、暑さにもエアコンにも体が馴染めずにいて疲れを感じております。

この疲れは暑さとは別物なのかもしれないが、日に日に夏へと向かい始めていて体調管理が難しくなり始めているのかもしれませんね。

月末とあって日替わりで京都の仕入れ先が店を尋ねてくれていますが、業界の明るい話が少なくて、新しい試みをしている先が見当たらないことに、これで大丈夫なのかと危機感を覚えています。

現在の呉服店さんは催事を組んでお客様を集客し、そこで買い物に繋げていくというスタイルが主流となっています。

企画を組むということは、その期間に商品が多く集まるということで、販売に手を貸してくれる仕入れ先の方もその場に居合わせてくださるので、在庫を多く持たない呉服店としては都合のいい取り組み方と云えるのでしょう。

この構図が呉服店の店作りのスタイルとなっていまして、実店舗がありながら日々の商いに企業努力をしているかといえば意外と少なくのではないでしょうか。

商いをするものとして、企画依存型の店作りに違和感を覚えていまして、毎日お客様が出入りする店を作っていくことが地域に根付く呉服店の姿かと考えています。

このような考え方は理想論でしかないのかもしれないが、これだけきもの離れが進む中で店作りの在り方を変えていく必要があるのではないでしょうか。

毎日実店舗でコツコツと商いをしていこうと思うと膨大な在庫量が必要とされます。

和装小物の品揃えも必要ですし、何よりも子ども物からシニア世代に至るまでの男女のお客様に対応できる品揃えは、小さな家業店では不可能です。

そこれ考えたいことは、限られた商品にこだわる店作りだったらできるのではないでしょうか。

これからの時期だったら「ゆかた」にこだわる店だったり、カジュアル着物にこだわる店や加賀友禅にこだわる店であってもいいのではないかと考えています。

とにかく、何でも対応しますという店よりも、あることに特化した店を作ることができたなら人を呼び寄せることができるのでくるのではないでしょうか。

簡単なことではありませんが、店主のお気に入り商品を仕入れて実店舗で販売していくという形が本来あるあるべき姿で、販売価格も抑えることができますし、私たち呉服店の自立していく道を探っていくべき時代になったと考えています。

他にもSNSを活かした店作りなどいろいろありますが、催事依存型はこれから年々難しくなって行くような気がします。

問題意識を持って新しい道を探ることが呉服店の責任かと私は思っています。

誰も読みたくない文を長々と書いてしまいました。

自分にできることは限られていますが、どんな時もこれていいのかと振返りながら、この店らしさを創り出していことが私の役割かと考えています。

現在私の店は「ゆかた専門店」として歩もうとしています。

他店との差別化を図りたいと思うところがありまして、この先、情報を出して行くことで変化が現われるのではないかと考えています。

【松煙染綿紅梅小紋を単衣の着物としてコーディネート】

松煙染紅梅小紋を単衣の着物としてコーディネート

このコーディネートは竺仙が今年発表した松煙染綿紅梅小紋を、この時期の単衣物の着物としてコーディネートした画像をアップしてみました。

着物の地色はグリーン系の色合いで模様は菊の柄になるのかそれとも花火柄になるのか、単調な模様ではあるが、江戸小紋っぽい柄付けで、合わせたワンポイント柄の帯が際立ってとても素敵だとおもいませんか。

着物は綿100%で合わせた帯は麻100%との組み合わせで、盛夏も夏着物としてお召いただけるものです。

【柳にツバメ模様の麻染帯】

柳にツバメ模様の麻染帯

合わせた麻染帯が風情があって魅力的なんですね~

柳のツバメ模様の染帯でこれからの季節にピッタリ。

江戸小紋っぽい着物に季節感のある帯を合わせて着こなすって、小粋さがあってお洒落だとお思いません・・・。

ここでは着物としてのコーディネートを紹介させていただいてますが、浴衣としても着ていただける着物で半幅帯でのコーディネートで着こなしてみてください。

このようなこだわり浴衣は量産されていないので、お気に召していただけるようであれば、少しでも早く手にされることをお勧めします。

私の店でよければ連絡ください。

ということで今日に記事と致します。

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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