小格子柄の江戸小紋の墨色に古典の狐の嫁入り柄の染帯で秋を演出・そして8月のノープランは怖い

   展示会の後始末も終え、次のステージへと向かわねばならないのに、今日は少しばかりのんびりさせていただきました。

用事があって市内の仕入れ先に向ったのですが、長い期間店内に缶詰状態だったもので、解放感に満たされるものがありましてね~

ストレスを溜めていたのでしょう。

自由な時間を持てたことに空を飛ぶ鳥になっていましたが、仕入先で顔を合わせた同業者と話を交わすと、仕事に誇りを持ちつつも業界の変化に戸惑いがあることがうかがえる話に・・・

これが家業店の実情なのかもしれませんが、聞いていて心の持ち方の違いを感じました。

現実は、「ゆとり」を無縁なものにしていて、受け身では何も変えられない時代になっているようです。

店の器が違っても、創意工夫と実行力が身の周りを変えていくものだと自分に言い聞かせたいものがあり、大海に出て勝負できるまでになりたいのに、それが叶わない悔しさが私を突き動かしているのかもしれません。

そんな大風呂敷を自分に広げることがあってもいいと思っています。

同じ年の家業店で、追いかける物に違いがありましたが、久しぶりに飛び出した籠の鳥には刺激になるものがありました。

CSC_0006edokomonnwoko-dhine-to.jpg8月はお盆休みもありまして、どちらかといえば私たちの業種は夏休み状態に入ります。

しかし時間というものは足音を立てづに経って行くもので、油断をしていると秋商戦に入っても、夏休みしてしまっているのが和装業界かもしれません。

そのことを思うと、そろそろ夏商戦から秋商戦へと店作りのプランを考えなくてはならない時期になっています。

しかし、今の私は会を終えたばかりでノープラン。

これって、実店舗を持つものにとっては怖いものがありましてね~

だって、お客様が激減する月だからいって、何もしないでいいという理屈は成り立ちません。

むしろ、お客様が離れる時期だからこそ、お客様を集められることを考え実行るのが店舗経営です。

理想論と言われそうですが、秋商戦のプランを考えるだけでも意味を持つものだと思っていて、早速、できることを考えてみたいと思っています。

地に付いて考え方でまとまればいいのですが・・・

そうそう、映像は小格子柄の江戸小紋の墨色に古典の狐の嫁入り柄の染帯で秋を演出したものです。

おしゃれでしょ・・・

以前にも紹介させていただいた品ですが、この映像から秋の足跡を付けて行けたらと思っています。

それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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