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今日はお客様が途切れることがなく、忙しい日になりました。
目的をもって尋ねてくださる方もいれば、お茶を飲みに遊びにこられるかたもいらっしゃいますが、店で世間話ができることって、本当に幸せなこと。
会話が弾み、笑い声が響く・・・
私が理想としているお客様との関係です。
このような日が増えることを願いながら5月を閉じる投稿になりました。
ここにアップした着物は紬の着物ですが、とても個性的表情をしているでしょ・・・。
なにげなく街並みを歩いているだけで、人目を引くところがあり、それでけにおしゃれなコーディネートが求められます。
紬という性格上、遊びの着物という位置付けで考え、遊びの着物らしくコーディネートしてみることにしました。
道化師でしょうか、玉乗りをしている感じの柄がとても楽しく見え、この紬に合わせてみると、これがピッタリでしてね~
ちりめんの染め帯で地色はグリーン。
素材も色のコントラストも無理なく引き寄せられるところがあるのではないでしょうか。
面白い装いになりました。
ここでは帯締め帯揚げを合わしていませんが、黄色や紫などの少し明るい色を入れると、おしゃれ感が増すことでしょう。
今日はお母さんの「月命日」。
お母さんと話をする日が来たので、少し話をさせてください。
あれから2年数か月の歳月が過ぎましたが、茶の間にお母さんがいないことが寂しくて、いまだに慣れることができません。
おそらく子供たちも私と同じような気持ちでいるのではないのかな~
家に戻るとお母さんが夕食に支度をしている風景が懐かしい。
安らぎの場であった茶の間が、今では下宿人がいるサロンみたいになっていて、どこかぎこちなさを感じています。
その中でお母さんの代役をしている長女がいる。
これでいいのかな~
そんな迷いを抱きながら、夜の時間を投稿に費やしている自分がいて、我が道を突き進んでいる。
何かを手にしょうと思えば、何かが逃げて行き、
掌に幸せを乗せようと思うと、指のすき間から小さな幸せがこぼれて行く。
皆が一生懸命生きていても、何かが足りない。
それはお母さんなの存在なのかな~
家族を労わる心なのかな~
助け合う力なのかな~
お母さん、教えてください。
心でつぶやき合掌です。
明日は京都主張です。
京都の空気がおかしくなっていないか、この目で確かめつつ、素敵な情報を集めてくるつもりでいます。
それではこれにて終わることにします。
新たしい月が、明るい未来に繋がる月になることを願い、去り行く5月に感謝です。
ありがとうございました。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







