午後からのゲリラ豪雨を目の当たりにして、昨日の草刈りは絶好にタイミングだったかもしれないと、窓の外を覗く私がいました。
とにかく凄い雨の降り方で、東北を地方に水害をもたらしている雨はこれなのか?
異常気象とも言える近年の気候は温暖化と関係しているようで、年々危害が大きくなっている感じがするだけに備えとなる政策が必要かと思います。
世界で温暖化対策を講じているようですが、相手が自然環境だけに人類の手に負えるものなのでしょうか?
世界のあちこちで起きている自然災害に、コロナ感染も終息する気配がなく、いつになったら安心できる社会が来るのでしょう。
ところで、コロナ禍ではありましたが、今年のお盆は行動規制もなく有意義なお盆休だったのではないでしょうか?
今日でお盆休みが終った人も少なくないと思いますが、これから徐々に秋の声が届き始まるのでは無いかと思っています。
店では秋キッズきもの特集を開催中で、秋の七五三を見据えて女の子の和装の着こなしを紹介させてください。
女の子の七五三は三歳と七歳で、男の子は三歳と五歳になります。
こちらは七・八歳用の四つ身訪問着で、加賀友禅作家さん手描きした手まり柄になります。
四つ身訪問着の胴はクリーム地で裾をピンクでぼかした可愛い柄で、画像は仮縫いとなっているために、これから裏地を付けてお仕立てを加えなくてはなりませんが、他にも揃えなくてはならないものがあります。
まず着物に合わせる四つ身用の長襦袢が必要となります。
一般的に着物に合わせる襦袢としてピンク色が多いですが、中には赤や黄色の長襦袢をあてがうこだわり派の方もいて、同時に刺繍半衿を合わせて着物の寸法に合わせてお仕立てを加えます。
次に必要なのは訪問着に合わせる帯です。
子供用に袋帯を合わせる方もいらっしゃいますが、二部式になった結び帯を合わせる方が多く、同じ素材で草履とバッグがセットになり、はこせこも一緒になったセット商品が赤いボックス箱にまとめられているので、それをご準備されてみてはいかがでしょう。
終った後の管理も楽で、持ち運びも簡単なのでお勧めさせていただきたいです。
結び帯の大きさで、「小」・「中」・「大」の3種類に分けられていて、草履の大きさも変わります。
三歳の七五三であれば「小」の結び帯が適当で、七歳だとしたら「中」を使われることをお勧めします。
赤いボックス箱には帯〆も付いているので、足りないのは「子供用帯揚」と「たぐり」に「子供足袋」、そして「髪飾り」を準備されたら、七歳の七五三の用意が整ったことになります。
次ぎに三歳の女の子の七五三ですが、着物に結び帯の「小」を合わせる方もいますが、近年は被布コート合わせて動きやすいスタイルを選択される方が増えております。
これだとはこせこも必要としないので、宮参りに使った一つ身に被布コートを合わせ、帯は子供ゆかたにも使われる兵児帯で対応できることから、その手軽さと可愛いさから被布コートをお勧めさせていただきたいです。
履き物は、履き慣れない草履よりか普段はいている靴で対応される方が多く、記念写真の時だけ草履を履かせているのではないでしょうか。
おさらいをすると、七歳は結び帯で帯出しの装いが多く、三歳は被布コートで可愛さを強調されている方が、今時の女の子の七五三と言えます。
選択肢はいろいろあるあるので、参考となるものであれば、七五三の支度に活かしていただけたら幸いです。
コロナ禍で七五三商品が余り作られていないので、今年七五三を和装でされる方は、早めに準備されることをお勧めします。てください、
分からないことがあればいつでも相談に乗りたいと考えているので、きものや長襦袢の縫い上げや、お見立ても含めて気軽に相談ください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。