◆
来客の少ない暇な一日になってしまいましたが、店内は12月2日からの会に向けて準備が進められています。
会に向けての協賛品が入荷はじめ、売る場に出す前にプライスを付けているのですが、そのプライスが私が驚くくらいに値打ちでしてね~
お客様側からすれば、お得感を味わえるのではないでしょうか。
特に訪問着と袋帯がお得なお値段になっているので心の止めておいてください。
なのに記事にするのは街着の着物。
コーディネートが楽しいからなんですが、今日もひと組の着物をアップしてみました。
このコーディネートです。
ぜんまいの糸を使った裂きおり紬という着物に、超シンプルな八寸名古屋帯を合わせてみました。
趣味性の高い着物だけに、染め帯や紬素材の帯を合わせたいところなんですが、無地感の帯も一本あると便利だと思い提案したものです。
こちらの帯は帯芯を使わないで仕立てるタイプで、全体を紋織で織った帯です。
色はオフホワイト。
どうしてこのような帯を薦めるかというと、無地感の帯は着物を選ぶことなく合わせることが出来るからです。
(名古屋帯という性格上、附下げや訪問着などの格式の高い着物には不向きですが・・・)
例えばこの帯を色無地に・・・
白っぽいだけに、どのような色と組み合わせても上品さを失うことはないでしょう。
他にも小紋や紬などのカジュアルの着物の乗せると、モダンさを発揮する帯だと言えます。
遊び心のある方は帯留なども乗せやすく、装いを楽しむことが出来るのではないでしょうか。
その意味では着物初心者には使いやすい帯です。
こちらの商品も、お得な会に出品するので、期間中は更にお安くお求めいただけます。
それと順番が逆になりましたが「裂きおり紬」、なかなかいいですよ・・・。
大人の女性が持つ奥深い味がこの着物にはあって、通好み着物と言えるでしょう。
手触りも良くて、お薦めしたい品です。
値打ちのある価格にプライスダウンしたので、是非ご覧いただけたらと思います。
話しは変わりますが、子供たちの身近にいたお母さんがいなくなると、年月と共に親子のコミュニケーションが取りにくくなりましてね~
みんな仕事で帰りが遅いからと言ってしまえば、ごく自然な形の家庭と言えるのかもしれませんが、何か大切なものを忘れているようで、親としての無力さを感じることがあります。
それは心が通わないことを意味する訳で、コミュニケーションの時間と比例していることに気づかされています。
こうして家を空けてブログ記事を書いているようでは何も変わらないのかもしれませんね。
私のひとり言・・・
自分が気まじめ過ぎるのかな~
或る出来事に、私がまいた種かもしれないと心を痛めている私です。
それでは皆さん、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







