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今日は古典的な浴衣を男女ペアーで紹介してみましょう。
藍色に白く染め上げた石楠花(シャクナゲ)、単にそれだけの染めと模様なのに、藍と白の色のメリハリからでしょうか爽やかさがあります。
帯には正絹の紗織りになった単衣半幅帯、白と紫の水玉模様は見た目にも涼しさを誘います。
桐下駄には帯の色に合わせた紫にドット柄の鼻緒に・・・
このコーディネートはとても年代幅も広くて、お母さんでも娘さんでも、どちらでも着こなすことが出来る浴衣地だと思います。
私が和装業界に入る前から存在しているタイプの浴衣で、特に藍一色は湯上りの浴衣として愛用されていました。
派手な色使いの浴衣が主流になりつつある中で、若い方にはこのような単色の浴衣が、かえって新鮮に思えるかもしれませんね。
ゆかた地・・・¥27.300 (綿100% 竺仙)
紗織り単衣ゆかた帯・・・¥24.140 (絹100% 博多・にしむら織物)
桐下駄ドット柄・・・¥10.500 (和想庵)
次に石楠花(シャクナゲ)柄と同じタイプの男物浴衣。
藍地一色で染められた籠目模様の浴衣になります。
最近は度肝を抜かれる柄も出現していますが、ここで紹介している模様は古典的な柄で、昔から何も変わっていません。
あえて言うのなら、背丈が大きい人が増えてきていることから、浴衣の反物の長さも長くなり、巾もキングサイズといって広くなったことぐらいでしょうか・・・。
帯には博多織りの角帯を・・・
白っぽい帯がクッキリ映えて、好男子の浴衣になって見えます。
下駄は雪駄のような形で明るい鼻緒のタイプを合わせてみました。
男物ゆかた・・・¥28.350 (綿100% 竺仙)
博多織り角帯・リバーシブル・・・¥29.400 (絹100% 博多・にしむら織物)
下駄・・・¥7.875 (ヒロミチ・ナカノ)
ここで紹介させていただいた浴衣が先月発売になった「美しいキモノ」の夏号に掲載されています。
男物はPー256、女物はP-259です。
モデルさんの浴衣姿も参考にしてみてください。
今晩ブラジルワールドカップに向けての日本対オマーン戦のサッカーの試合がありますが、私はザックジャパンが大好きで、今晩のテレビ中継を楽しみにしています。
特に香川選手を応援していて、ゴールネットを揺らして欲しいと願っているところです。
サッカーにかかわらず、頂点を目指し真剣に戦うスポーツの試合って本当に面白い。
感動させられることもあって、ある意味で、元気付けられるところがあります。
さあ~皆で応援しましょう・・・
ということで、投稿が早くなりました。
では、また明日・・・。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







