◆
二日間の出張を終え戻ってまいりました。
今回の出張は夏物がメインで、着物や帯、そして浴衣に和雑貨と、夏の店作りに必要とされる品々を注文することです。
特に浴衣にはこだわりがあり、特徴のある商品を作っているメーカーさんを二日に分けて回る予定で、昨日は予定どおり回れましたが、今日が土曜日であることから会社がお休みのところがありましてね~
これにはマイリマシタ。
私は東京竺仙さんが年に一度、京都で新作浴衣を発表(今年は2月1日と2日に二日間)することから、どこのメーカーさんも足並みを揃えると思い込んでいたことが大きな間違いでした。
案内を確認していなかった私が悪いのだが、違った見方をすれば、仕入れを抑えなさいという天からのシグナルが私を動かしていたのかもしれません。
さて、浴衣関係の仕入れ先を回ってみて感じたことは白っぽい薄地のものが目に付きましたね~
色合いも綺麗なものが多く、グリーン系の色が、いつになく多く使われている気がします。
とは言っても、古典にこだわる会社ほど紺系が多く、夏の着物にも対応できる質のこだわりがありました。
(冒頭の写真は「雪花絞り」という綿麻素材の着物地で、藤井絞りさんがここ数年力を入れ作っている商品です。)
注文を入れた商品は4月下旬頃に店頭に並ぶと思います。
どうか楽しみにしていてください。
ついでといってはなんですが、久しぶりに京都の夜を楽しんできました。
ジャズライブです。
仕事を忘れホットする時間で、若さを取り戻すことができる時間でもあります。
そこで驚いたことがありました。
店内に置いてあるパンフを手にすると、石川県で開催されるライブのチラシ。
会場が私の住まいから車で10分程の距離で、昔、展示かをしたことがある場所だけに、「どうして野々市市のパンフが、こんなに離れた京都の小さな店にあるの・・・?」
ジャズファンには距離というものがないんだ~
きっと、ネットワークがあるからでしょうが、この店との距離が急に縮まった気がして嬉しかったですね~
こうして二日間の出張を終えました。
今日は驚くほどに気温が高く、4月頃の温かさでした。
歩いていて汗を流しましたが、春は確実に近づいています。
焦点を店に戻し、訪れた2月を頑張らないといけませんね。