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爽やかな朝の空気に触れると、幸せであることに気づかされます。
5月に入り早起きが続いていて、充分な朝の時間を贅沢に過ごさせていただいています。
今日はこのジャスCDでモーニングコーヒー。
茶の間の窓を開け、通り抜ける風を受け聴いていましたが、朝日が当たる庭の草が気になりましてね~
オーディオのボリュームを上げ、こぼれる音にリズムを取りながら草取り。
誰が考えても面倒な仕事なのに、その時が至福の時間になるのだから不思議です。
音楽と青い空、そして爽やかな風、これが揃えば何をしていても心が満たされるのかもしれません。
その事を思うと、天気には魔法の力があるのかもしれませんね。
では、今日の投稿です。
岡重というメーカーの綿絽浴衣を、ワンランク上げて夏着物としてコーディネートしてみました。
合わせた帯は博多織りの紗八寸名古屋帯。
浴衣地の牡丹柄にある黄色を帯に持って来ました。
いかがでしょう・・・、街着にしかなりませんが、どこから見ても浴衣地の着物だとは誰も思わないのではないでしょうか?
この牡丹柄は、今年の新作として発表されましたが、私の記憶が確かであれば、数年前のリバイバル柄だと思います。
とても評判のいい柄だったことから、再び世に出したのでしょう・・・。
この浴衣地は、着物メーカーが作ったもので、牡丹の葉のボカシ加減が絶妙で、柄が浮き上がって見えるところが、他社のメーカとは大きく違うところです。
それでは次に浴衣としてコーディネートしてみましょう。
こちらも黄色の浴衣帯を合わせました。
涼しげでとっても素敵でしょ。
帯が博多織りのメッシュになった紗織りで、通気性に優れた帯です。
履き物も下駄に変え、これで浴衣に変身です。
浴衣地のお値段は¥28,350
参考にしてください。
ところで、先程草むしりの話しをしましたが、草は芽が出ると月日と共に大きく育ちます。
草取りをしていて、ふと、思ったことですが、芽が出ると育つものって植物以外に沢山あって、着物クリニックで相談を受ける着物に付いたカビもその一つ。
小さなカビが、時間と共に広がります。
小さな心配事も、そのままにしておくと大きな悩みに事になります。
芽生えた恋も、いつしか大きくなり、いつまでも一緒に居たいという感情に縛られることがあります。
例えの例として、的を得た表現ではないかもしれませんが、物事の始まりは、すべてが小さいもの。
生まれたものが育つ原理が自然の成り行きだとしたら、心の中に生まれた小さな夢も、時と共に大きな夢に育つのかもしれません。
育ったものは大きな力を持つことになる訳ですが、この原理をプラス思考に考えられるのが人間の能力です。
だから、小さな夢を心に持つことが、後に、その人の人生を大きく変えるのではないでしょうか?
つじつまが合うようで、合わない話をしているかもしれませんが、何でも育つのだから、夢を沢山持った方が素敵な生き方ができると思います。
小学生のような作文になってしまいましたが、草むしりをしながら感じたことを綴ってみました。
いくらかでもご理解をいただければ幸せに思います。
それでは今日はこれにて・・・
よい週末をお迎えください。
お休みなさい。