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今日は来客も多く忙しい一日で、閉店近くになるとグッタリ。
最後にブログ投稿が残っていますが、「何を記事にしょうかな~」、そんな感じで思考力が鈍っています。
取りあえず、店内の画像を納めてから考えてみることにします。
店内でリラックスできる場所が2箇所あります。
パソコンを置いている奥の事務所と、そして、この空間です。
ご来店されたお客様に休んでいただくところでもありますが、ここに座っていると心が落ち着くんだな~
私の店は着物と和雑貨や和のインテリアを取り扱う店です。
日本の四季の風情を商品と共にお伝えしたいと、試行錯誤しながらこのような店作りにたどり着きましたが、決して満足している訳ではありません。
それは「もっともっと楽しい店があっていい・・・」と考える、店作りの原点があり、売れているものを追いかける店とは少し違います。
おこがましいかもしれませんが、ゆとりある和の生活提案なんですね~
その考え方が現代の価値観に添うものなのか迷うところもありますが、これからもこだわり続けたいと思っています。
話しは変わります。
このブログがご縁でお取り引きをさせていただいている関西方面のお客様と電話でお話しをする機会がありました。
大変お世話になっているお客様で、新しい出会に感謝している私ですが、そのお客様の家庭に病魔が襲っていることを知らされました。
ご夫婦に癌の疑いがあるというのです。
詳しいことを尋ねることができませんでしたが、病気と戦う人を知る度に、ごくごく単純な幸せの在り方を考えさせられます。
かつて私も妻の病気で辛い体験をしました。
平凡な生活から笑顔が消えましたが、心を強く持たないと今の生活はなかったように思います。
そして思います。
私たち家族と関わりを持った人達からいただいた労わりの心が生きる力になったことを・・・
多くの人は、厳しい現実に揉まれていると、与えられた恵みに感謝することを忘れてしまいます。
そればかりか、現状より豊かになることを幸せと捉えているところがあるかもしれません。
病気になって初めて気づく幸せの形。
健康な心で立ち向かっていただければと願うばかりです。
店を閉め、蛍光灯を消し、静かに響くジャズのBGM。
それは心の洗濯する時でもあり、自分を取り戻す時間でもあります。
今日も何事もなく終わったことに感謝しないといけませんね。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






